100年後の君へ~援護会通信2016~ | 名古屋人妻援護会

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「夢は語ったほうがいい。言わなきゃ、何も始まらない」

by三浦知良(サッカー選手)

イタリアはミラノを東に200キロ。

北イタリアにヴェネト州ヴェローナ県、

シェイクスピアの代表的な戯曲である

”ロミオとジュリエット”の舞台としても知られ、

中世の町並みが残る市街は世界遺産として登録されている。

県庁所在地にはヴェローナという街がある。

この街ではロバは空を飛ぶ

セリエAでの優勝経験もあるヴェローナと

アマチュアクラブであるキエーボ・ヴェローナ

1964年からキエーボの会長になっていた

イタリアの有名成果パリアーニの経営者である

経営者ルイジ・カンペデッリは、同じ地域のヴェローナのセリエA優勝を喜び、

「同じヴェローナのチームとして誇りに思う。

いつかキエーボもエラス(ヴェローナ)と

セリエAでダービーマッチをやりたい」

と夢を語った。天と地ほどの差があるセリエAのクラブとアマチュアクラブ

キエーボのサポーターは彼の夢に乗っかり

いつの日か叶うこともないような夢を語りあい

ヴェローナのサポーターは彼らのあまりにも壮大過ぎる夢を

現実味のない夢を揶揄した歌でキエーボを馬鹿にした。

「いつの日かロバに羽が生えて飛べるような時代でも来たら、

セリエAでお前らも戦えるかもな」

それから4半世紀、キエーボは破竹の快進撃で

セリエA昇格を果たした 昇格を機に

彼等のエンブレムには羽の生えたロバのデザインが採用された

財力の無い彼らが連れてくるのは

無名の若手と、「失格の烙印」を推されたロートル選手たち

そんな選手たちを鍛え上げ、再生させて

ロバが空を飛ぶことを信じた街のクラブは

チャンピオンズリーグ出場という奇跡も起こした

諦めても仕方ないほどの夢を追いかけ

馬鹿にされても、何度となく挫折を味わっても

夢を現実にした奇跡のクラブの話

今ではキエーボはセリエAの常連クラブとなっている