日大・宮川選手の会見を観る。
一種、哀しい会見に思えた。
監督・コーチに対する質問をされるたびに、
考え込み、沈黙が続く。
「意見を言える立場ではありません。
伝えたいことはありません。
掌握してません」
と終始、距離をとっていた。
メディアは、
監督やコーチを悪役にするための言質を、
彼から引き出したいという、
うんざりするような質問が目立った。
メディアの罠に落ちることのない、
冷静な回答ではあったが、
一方、まだ彼の中には監督・コーチへの
畏怖が残っているのではないだろうか。
監督・コーチは、その立場を利用し、
まだ大人ではない彼に畏怖の心を植え付け、
判断力を失わせていった。
自分の意見を持たせないのは、
人を操る良い方法なのだろう。
これはスポーツだけではなく、
多くの人間関係で行われている。

