Hirogの業務日誌―広島大学総合博物館

スタッフたちによる記録やつぶやき


テーマ:
カエルマタです。

今日も暑かったですね。
博物館は涼しいのですが、一端外に出ると、よろけてしまいそうになるくらい暑いです。

そのような中でも、多くの方にご来館いただいています。
ありがとうございます!

さて、本日はドイツ留学中の小出さんより

ハンブルク便り(干潟ウォーキング編)が届いたので、紹介します。

……………
ハンブルクから東に約100㎞、ワッデン海に浮かぶノイヴェルク島(Neuwerk)に行きました。

ワッデン海については、以前にも少し紹介しました。
ドイツ・オランダ・デンマークの3か国に及ぶ北海沿岸域に広がる地域で、干潮時には広大な干潟が出現します。
国立公園、世界自然遺産に登録されている貴重な自然です。

ノイヴェルク島への行き方は3つあります。

対岸のクックスハーフェンという町から
①干潮時に現れる干潟を歩いて渡る
同じく干潟を観光用馬車で渡る
③満潮時に船で渡る

私は②の馬車に乗って島に向かいました。

島の入り口には国立公園ビジターセンターがあり、ノイヴェルク島とワッデン海について情報を得ることができます。2015年6月に館内展示がリニューアルされたばかりです。

館内に入ってすぐの大きな水槽。ここでは潮の満ち引きが再現されていました。通常は1日2回、約12.5時間の周期で訪れる干満ですが、この水槽では80分に短縮されているので変化をじっくり観察できます。

潮が引いてくるとエビや小魚たちが急いで水たまりに飛び込んで行きました。他にも館内には、干潟に生息する貝類や甲殻類や魚類、それらを捕食する野鳥たち、大型哺乳類のアザラシの生態などが模型や映像・音声とともに紹介されています。



特にワッデン海はアフリカ大陸とシベリアを結ぶ渡りルートの中継地点になっていて、多くの渡り鳥たちの休息・越冬地として重要な役割を担っています。鳥たちは国境を越えて移動するため、国際的な協力により鳥類調査が行われているそうです。

ツーリストに人気の干潟ウォーキング(Wattewanderung)に挑戦しました。目指すゴールはノイヴェルク島から8km離れたシャルヘルン島(Scharhörn)、往復16㎞の距離を歩きます。
もちろん満潮になると歩いて渡ることはできないので、干潮時の数時間で確実に往復する必要があります。ビジターセンターが実施するガイドツアーに参加しました。


裸足になって干潟を歩きました。足裏のぬるっとした感触、田んぼの中を歩いているような感覚でなかなか上手く歩けません。どんなに頑張って歩いみてもすぐ周りに追い抜かれて最後尾に。前を見ても左右を見ても振り返っても広大な干潟が延々と続く光景は、異世界に来たような気持ちになります。太陽に照らされて波状の干潟が銀色に光り、本当にきれいでした。


2時間かけてやっとゴールしました。シャルヘルン島には自然保護団体のレンジャーがたった一人で住んでいます。数か月間住み込みで、渡り鳥の個体数調査やガイドをしているそうです。

島で見られる野鳥について、近年プラスチックゴミの漂着が増加し野鳥にも影響を与えていること、時々瓶入りの手紙が届くことなどを説明してもらいました。

夕方17時に出発し、再びノイヴェルク島に到着したのは22時でした。夕焼けに照らされたワッデン海もとても美しかったです。

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