株価は反発  33円高 | 長谷川 忠康 オフィシャル・ブログ

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  48659.52 33.64 0.07 反発  
    RSI 日足 34.2%  
           
           
  動いたフォロー銘柄(+1%以上)        
コード 社名 週足 日足 株価 前日比
319A 技術承継機構 D 1 9910 260

 

◇東証大引け 日経平均は小反発、米利下げ観測の再燃で ソフトバンクGは急落
 25日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反発し、終値は前週末比33円64銭(0.07%)高の4万8659円52銭だった。東京市場が祝日で休場だった24日の米株式市場で主要3指数が上昇した。米追加利下げ観測の高まりを受け、ハイテク株の上げが目立った。東京市場でも値がさの半導体関連株を中心に幅広い銘柄に買いが先行し、日経平均の上げ幅は一時500円を超えた。朝方の買い一巡後、日経平均の上値は重くなり、午後には下落に転じる場面もあった。ソフトバンクグループ(SBG)が急落し、上値を抑えた。
 米連邦準備理事会(FRB)高官が相次いで追加利下げを支持する姿勢を示し、12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測が再燃している。24日の米市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が大幅高となるなど、ハイテク株に買いが集まった。投資家心理が改善し、25日はアジア各国・地域の株価指数が上昇。東京市場でもアドテストや東エレクが買われるなど一定の支えになった。
 日経平均は午後には下落に転じる場面があった。SBGは一時、10%あまり下げ、1銘柄で日経平均を340円下押しした。グーグルが18日に発表した生成人工知能(AI)の最新の基盤モデル「Gemini(ジェミニ) 3」が高い評価を集めている。SBGが出資する米オープンAIとの競争激化を警戒した売りが出やすかった。
 東海東京インテリジェンス・ラボの長田清英チーフストラテジストは「AI関連銘柄の中で明暗が分かれ始めている印象で、今後は一段と選別物色が進む可能性がある」と話す。これまで割高な水準まで買われてきたAI関連銘柄は調整色を強め、年末にかけて日経平均は5万円近辺で横ばい圏での推移が続くともみていた。
 東証株価指数(TOPIX)は続落した。終値は6.84ポイント(0.21%)安の3290.89だった。JPXプライム150指数も続落し、8.21ポイント(0.57%)安の1421.57で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で6兆1958億円、売買高は24億5859万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は772。値下がりは787、横ばいは53だった。
 ファストリやTDK、第一三共が高い。住友電やフジクラが上昇した。三井不や住友不が買われた。一方、KDDIが安い。ソニーGやディスコが下落した。コナミGや任天堂、花王が売られた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 
◇新興株25日 グロース250が反落 午後に下げ幅拡大
 25日の新興企業向け株式市場で東証グロース市場250指数は3営業日ぶりに反落した。終値は前週末比13.12ポイント(1.93%)安の667.31だった。24日の米株式相場の上昇を受けて朝方は上昇する場面もあったが、買いの勢いは続かず利益確定の売りに押され下落に転じた。午後に日経平均株価が上げ幅を縮小するとグロース市場でも時価総額の大きい主力銘柄を中心に売り圧力が強まり、指数はきょうの安値圏で取引を終えた。
 グロース市場ではノースサンドやデータセク、サンバイオが下落した。一方、ノートや情報戦略テク、Aiロボは上昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕