前場の株式市況  84円高 随時更新 | 長谷川 忠康 オフィシャル・ブログ

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株式    終値    前営業日比    変化率
S&P500種株価指数    6846.61    14.18    0.21%
ダウ工業株30種平均    47927.96    559.33    1.18%
ナスダック総合指数    23468.30    -58.87    -0.25%

Nikkei 225 FuturesNK1:IND  51,110.00JPY
ー 50.00 ー 0.10

NY株式はダウが高い。225先物は小幅安。

 

◇東証寄り付き 日経平均は一時300円安 ソフトバンクG急落で
 12日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は朝高後、下落に転じて前日に比べ180円ほど安い5万0600円台後半で推移している。前日に決算を発表したソフトバンクグループ(SBG)が売り気配で始まり、寄り付き後に一時10%安と急落したのに歩調を合わせて日経平均も300円ほど下げる場面があった。
 朝方は前日の米株式市場で米ダウ工業株30種平均が米政府機関の再開に向けた前進を好感した買いで2週間ぶりに最高値を更新したのを支えに買いが先行したが、値がさ株であるSBGが寄り付いたのとほぼ同時に日経平均は下げに転じた。その後もSBGの値動きに振らされながらやや荒い動きとなっている。
 SBGが11日に発表した2025年4~9月期の連結決算(国際会計基準)で、純利益は人工知能(AI)関連企業などに投資するビジョンファンド事業の好調でこの期間として過去最高だった。決算と併せて株式分割も発表したが好感した買いは現時点で限られ、株価は大きく下落している。
 AI・半導体関連の株高の過熱感への警戒は根強く、前日の米株式市場ではナスダック総合株価指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が下落した。東京市場では東エレクやアドテスト、フジクラなども下落しており、相場を押し下げている。一方、ファストリやトヨタはじめ自動車株は上昇している。
 東証株価指数(TOPIX)は上昇して10月31日の最高値を上回って推移している。
 レーザーテク、ディスコ、イビデンが安い。一方、中外薬、ソニーG、TDKが高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

日経平均は120円程度高、一時下げ転換も持ち直す=12日前場  株式新聞 11/12 10:18
 12日午前10時7分すぎの日経平均株価は、前日比120円程度高い5万960円前後で推移する。寄り付き直後には同174円91銭高の5万1017円84銭を付けた。米国で、連邦議会上院で政府のつなぎ予算案が可決した。下院も通過する見通しにあることから、11日の米国市場では政府機関の正常化期待が強まった。NYダウは3日続伸し、10月28日に付けた終値ベースでの史上最高値を2週間ぶりに更新。一方、ナスダック総合指数は小幅ながら反落した。東京市場では、NYダウ高を好感し買いが先行した。ただ、AI(人工知能)や半導体関連株の値動きが不安定ななか、下げに転じる場面もみられた。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、11日の大阪取引所算値比40円安の5万1120円だった。
 業種別では、全33業種のうち31業種が上昇、2業種が下落している。住友電工<5802.T>、フジクラ<5803.T>などの非鉄金属株や、アサヒ<2502.T>、味の素<2802.T>など食料品株が上昇。中外薬<4519.T>、第一三共<4568.T>などの医薬品株や、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株も高い。出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭株や、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株も堅調。デンソー<6902.T>、トヨタ<7203.T>などの輸送用機器株や、大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株もしっかり。一方、SUMCO<3436.T>などの金属製品株や、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株が安い。
 そのほか、三井金属<5706.T>、オプトラン<6235.T>、アジアパイル<5288.T>、日揮HD<1963.T>、ヨロズ<7294.T>が上昇。半面、KOKUSA<6525.T>、マイクロニ<6871.T>、日本化<4092.T>、サンケン<6707.T>、アイコム<6820.T>などが下落している。
 東京外国為替市場では午前10時7分時点で、ドル・円が1ドル=154円台の前半(11日は154円18-19銭)、ユーロ・円が1ユーロ=178円台の半ば(同178円25-29銭)で取引されている。
[ 株式新聞速報ニュース ]

 

◇新興株前引け グロース250が反発 好決算銘柄に買い
 12日午前の新興企業向け株式市場で東証グロース市場250指数は反発した。前引けは前日比14.68ポイント(2.07%)高の724.42だった。好決算銘柄が上昇し、指数を押し上げた。前日の下落の反動で買い戻しも入りやすかった。
 前日に今期の営業利益が過去最高となる見通しを示したMTGや、今期の営業利益予想を上方修正したエクサWizは制限値幅の上限(ストップ高水準)まで上昇した。
 グロース市場ではそのほか、サンバイオやタスキHDが上昇した。一方、2025年4~9月期の単独営業利益が市場予想を下回ったカバーや、ネクストーン、FFRIは下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

◇東証前引け 日経平均は反発 好業績銘柄に買い ソフトバンクGは大幅安
 12日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前日比84円36銭(0.17%)高の5万0927円29銭だった。決算シーズンが終盤に入るなかで好業績銘柄の一角に買いが集まり相場を押し上げた。11日に決算を発表したソフトバンクグループ(SBG)が急落する場面では日経平均は300円ほど下げたが、次第に持ち直した。
 TDKやソニーGなど直近の決算で業績の好調さが確認された銘柄にあらためて買いが向かった。フジクラは朝安後に上昇に転じた。日経平均が最高値からはやや調整した後で、投資余力のある海外勢などの買いが向かった。
 一方、SBGは一時10%安と下げが大きかった。2025年4~9月期の連結決算(国際会計基準)で純利益は人工知能(AI)関連企業などに投資するビジョン・ファンド事業の好調でこの期間として過去最高だったが、「目先の材料が出尽くした」との受け止めが市場では広がった。決算と併せて株式分割も発表したが好感した買いは限られた。前引け時点では6%安だった。
 前日の米株式市場で米ダウ工業株30種平均は米政府機関の再開に向けた前進を好感した買いで2週間ぶりに最高値を更新した。一方、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2.47%安と半導体関連は売り優勢だった。東京市場でもアドテストや東エレク、ディスコが下落して相場の重荷となった。
 東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは33.93ポイント(1.02%)高の3355.51と、10月31日の最高値を上回った。JPXプライム150指数は続伸で前場を終えた。
 前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で3兆4385億円、売買高は14億5964万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1354と全体の84%を占めた。値下がりは228、横ばいは29だった。
 中外薬、日東電、味の素、ネクソンが上昇した。一方、リクルート、良品計画、鹿島が下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕