株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 6735.13 71.12 1.07%
ダウ工業株30種平均 46706.58 515.97 1.12%
ナスダック総合指数 22990.54 310.57 1.37%
Nikkei 225 FuturesNK1:IND 49,610.00JPY
+ 310.00 + 0.63%
NY株式は続伸。225先物は続伸。朝の先物は上げ幅を拡大しています。
寄付きから9時5分現在
現物指数は続伸のスタートです。構成銘柄はほぼ全面高です。
RSI銘柄はフジクラ、ANYCOLOR、Zenmu、が高い。先導株には売り物が出ています。
◇東証10時 日経平均は上げ幅拡大、一時600円高 アドテスト買われる
21日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅をやや拡大し、前日比570円ほど高い4万9700円台半ばで推移している。上げ幅は一時600円を超えた。自民党と日本維新の会が連立政権樹立で合意し、自民党の高市早苗総裁が選ばれるのが確実になった。国内政局の不透明感が和らいで日本株の先高期待を強めた海外投機筋が株価指数先物に断続的な買いを入れ、指数を押し上げている。指数寄与度が高いアドテストが一段高となっている。
市場では「日本株の上昇ピッチの速く過熱感はあるが、買い遅れた投資家の資金流入もあって下がりづらくなっている」(国内証券の情報担当者)との指摘があった。
相場の下落を見込んでいた投資家にとって、日経平均が節目の5万円に接近する状況は厳しい。11月物のオプションの場合、権利行使価格5万円のコール(買う権利)に約8300枚の建玉(未決済残高)がある。米中対立問題などで日経平均の上値は限定的とみていたヘッジファンドなどがコールオプションの売りでオプション料を得ていた。だが、想定外の相場上昇でコール売りの持ち高の評価損が膨らみ、損失限定のため株価指数先物などを買う「デルタ・ヘッジ」と言われる動きが活発化しているとの声も聞かれている。権利行使価格5万円のコールの価格は前日は2倍、きょうは2割以上の上昇となっている。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆7128億円、売買高は7億3043万株だった。
ソフトバンクグループ(SBG)やファストリなどの値がさ株が引き続き買われ、TDKや日東電なども上昇している、一方、東京海上や日立が売られ、イオンやソニーGも下げている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
日経平均は590円程度高、高市首相誕生控え引き続き財政拡張への期待感=21日前場 株式新聞 10/21 10:14
21日午前10時8分すぎの日経平均株価は、前日比590円程度高い4万9780円前後で推移する。自民党と日本維新の会による連立合意を受け、きょうにも高市首相が誕生することから、引き続き財政拡張への期待感が先行した。また、現地20日の米国株株式が上昇したことも支えとなり、午前10時4分には同666円37銭高の4万9851円87銭を付け、連日で取引時間中の史上最高値を更新している。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所算値比370円高の4万9670円だった。
業種別では、全33業種のうち28業種が上昇、5業種が下落している。JPX<8697.T>、オリックス<8591.T>などのその他金融株や、バンナム<7832.T>や任天堂<7974.T>などのその他製品株が上昇。SUMCO<3436.T>、三和HD<5929.T>などの金属製品株や、テルモ<4543.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株も高い。JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、KDDI<9433.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株も堅調。大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株や、信越化<4063.T>、富士フイルム<4901.T>などの化学株もしっかり。一方、マルハニチロ<1333.T>、サカタのタネ<1377.T>などの水産農林株や、東京海上<8766.T>などの保険株が安い。
そのほか、洋エンジ<6330.T>、アンビス<7071.T>、ユニオンツル<6278.T>、ランドC<3924.T>、大有機化<4187.T>が上昇。半面、LinkUG<4446.T>、アステリア<3853.T>、古野電<6814.T>、Fスターズ<3687.T>、AIRMAN<6364.T>などが下落している。
東京外国為替市場では午前10時8分時点で、ドル・円が1ドル=150円台の半ば(20日は150円74-76銭)、ユーロ・円が1ユーロ=175円台の半ば(同175円80-84銭)で取引されている。
[ 株式新聞速報ニュース ]
◇新興株前引け グロース250が続伸 リスク選好の買い広がる
21日午前の新興企業向け株式市場で東証グロース市場250指数は続伸した。前引けは前日比5.36ポイント(0.73%)高の736.11だった。自民党と日本維新の会が連立政権樹立で合意し、積極財政を掲げる自民党の高市早苗総裁が首相に選出されることが確実視される状況となった。日経平均株価が海外投機筋の断続的な買いで大幅に上昇するなか、新興市場でもリスク選好姿勢に傾いた個人投資家などの買いが優勢だった。
グロース市場ではトライアルやフリーが上昇した。一方、MTGやアストロHDは下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
◇東証前引け 日経平均は続伸、高市政権期待で、先物は一時5万円
21日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比744円31銭(1.51%)高の4万9929円81銭と前日の最高値を上回った。一時4万9945円と節目の5万円まで50円ほどに迫った。20日の米株高や国内政局の不透明感の後退で日本株の先高期待を強めた海外投機筋が株価指数先物に断続的な買いを入れ、日経平均を押し上げた。金利などの影響で日経平均より高い水準で推移する日経平均先物は節目の5万円を付ける場面があった。
20日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、終値は前週末比515ドル(1.11%)高の4万6706ドルだった。トランプ米大統領が20日に改めて中国との関係が良好だとして、貿易協定締結への楽観的な見方を示した。貿易問題を巡る米中対立が和らぐの見方が買いを誘った。21日の東京市場ではソフトバンクグループ(SBG)が連日で株式分割考慮ベースの上場来高値を更新し、初めて2万5000円台に乗せた。ファストリも株式分割考慮ベースの年初来高値を付け、日経平均を押し上げた。
自民党と日本維新の会が連立政権樹立で合意した。21日召集の臨時国会では、午後の首相指名選挙では自民党の高市早苗総裁が首相に選ばれるのは確実な情勢だ。高市氏は衆参本会議で第104代首相に指名される見通し。市場では「海外投資家の間では高市氏は財政拡張・金融緩和を志向するとのイメージが広がっており、日本株の買いが続きやすい」(国内運用会社)との指摘があった。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは25.10ポイント(0.77%)高の3273.55と9日に付けた最高値を上回った。JPXプライム150指数も続伸し、12.31ポイント(0.86%)高の1442.42で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆6448億円、売買高は10億6687万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1172と7割を占め、値下がりは380、横ばいは63だった。
TDKや日東電が買われ、コナミGやバンナムHDも上昇した。一方、イオンや日立が売られ、大塚HDやエーザイも下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕