株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 6466.91 96.74 1.52%
ダウ工業株30種平均 45631.74 846.24 1.89%
ナスダック総合指数 21496.54 396.23 1.88%
Nikkei 225 FuturesNK1:IND 42,990.00JPY
+ 420.00 + 0.99%
NY株式は急騰。225先物は続伸。
寄付きから9時5分現在
現物指数は続伸のスタートです。銘柄はハイテク中心に値上がりが優勢です。
RSI銘柄はドリームアーツ、JX金属、古野電気、ククレブ、フジクラ、グロースエクス、インフォメティス、が高い。
◇東証前引け 日経平均は続伸 利下げ観測の高まりによる米株高を引き継ぐ
25日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前引けは前週末比289円04銭(0.68%)高の4万2922円33銭だった。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が22日の講演で利下げに前向きな姿勢を示したとの見方から、前週末の米株式相場が上昇した。この流れを引き継いだ買いが幅広い銘柄に先行し、朝方は上げ幅を500円超に拡大する場面があった。ただ、その後は外国為替市場での円高・ドル安傾向が重荷となり、伸び悩む場面が目立った。
FRBのパウエル議長は22日、米経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」で雇用の下振れリスクに言及したうえで「政策の調整を正当化しうる」と述べた。米利下げ観測が高まり、22日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が8カ月ぶりに最高値を更新した。主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)の上昇も目立った。東京市場でもリスク選好姿勢を強めた海外短期筋が株価指数先物に買いを先行させ、ソフトバンクグループ(SBG)やアドテストなど値がさの半導体関連銘柄の上昇が日経平均を押し上げた。
一方、ジャクソンホール会議で日銀の植田和男総裁は「(国内の)持続的な賃金上昇圧力」に言及し、一部で日銀は利上げに前向きとの思惑を誘った。日米の金融政策の方向性の違いが改めて意識され、東京外国為替市場では円相場が1ドル=147円台に上昇。日経平均の上値を抑える要因となった。米半導体大手エヌビディアの5~7月期決算発表を27日に控え、「半導体関連銘柄は上値を積極的に追いにくいとみられ、きょうのところは最高値更新は見込みづらい」(大和証券の林健太郎シニアストラテジスト)との声があった。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは10.28ポイント(0.33%)高の3111.15だった。JPXプライム150指数は続伸した。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆2538億円、売買高は10億426万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は885。値下がりは668、横ばいは66だった。
リクルートやファストリ、ディスコが高い。ファナックやダイキン、ニデックが上昇した。一方、テルモKDDIが安い。コナミGやバンナムHD、JTが下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
日経平均は続伸し4万3000円回復、買い一巡後は戻り待ちに上値重い=25日前場 株式新聞 08/25 11:50
25日前場は日経平均株価が、前週末比289円04銭高の4万2922円33銭と続伸。TOPIX(東証株価指数)は同10.28ポイント高の3111.15ポイントに上昇し、終値の最高値(3120ポイント)を上回る場面があった。現地22日のジャクソンホール会議でのパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演では、直接的な言及はなかったものの利下げへの期待感が高まる格好となった。NYダウが反発し終値ベースで史上最高値を更新し、ナスダック総合指数とSOX(フィラデルフィア半導体株)指数は4日ぶりに反発。米国株高の流れを受け日本株も朝方から買いが先行。日経平均は午前9時5分に、同568円13銭高の4万3201円42銭と、3日ぶりに4万3000円台を回復した。ただ、その後は、時間外取引で米株価指数先物が軟調な展開となっていることもあり、戻り待ちの売りに押され、上値は重かった。
東証プライム市場の出来高は10億426万株、売買代金は2兆2538億円。騰落銘柄数は値上がりが885銘柄、値下がりは668銘柄、変わらずは66銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち19業種が上昇、14業種が下落した。古河電工<5801.T>、住友電工<5802.T>などの非鉄金属株や、日本製鉄<5401.T>、JFEHD<5411.T>などの鉄鋼株が上昇。TOYO<5105.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株や、エムスリー<2413.T>、リクルートH<6098.T>などのサービス株も高い。大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株や、コマツ<6301.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株も堅調。伊藤忠<8001.T>、三菱商<8058.T>などの卸売株や、TOTO<5332.T>、ガイシ<5333.T>などのガラス土石株もしっかり。一方、東電力HD<9501.T>、中部電<9502.T>などの電気・ガス株や、三菱倉<9301.T>、三井倉HD<9302.T>などの倉庫運輸株が安い。
そのほか、アステリア<3853.T>、芝浦機械<6104.T>、ユニオンツル<6278.T>、タツモ<6266.T>、ミスミG<9962.T>が上昇。半面、宝HLD<2531.T>、オークネット<3964.T>、テルモ<4543.T>、アドクリ<8798.T>、良品計画<7453.T>などが下落した。
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