株価は反発  710円高 | 長谷川 忠康 オフィシャル・ブログ

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  38432.98 710.58 1.88% 反発  
  RSI 日足   63.7%  
           
           
動いた フォロー銘柄 (+1% 以上)    
コード 社名 週足 日足 株価 前日比
7012 川崎重工 C 1 10045 205
6758 ソニー C 1 3970 149
299A dely C 1 1528 105
9072 ニッコン D 2 3248 61
5591 AVILEN C 1 1761 41
7011 三菱重工 C 2 3299 33

 

◇東証大引け 日経平均は大幅反発 3カ月ぶり高値、エヌビディア決算や円下落で
 29日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に反発し、大引けは前日比710円58銭(1.88%)高の3万8432円98銭だった。2月21日(3万8776円)以来、約3カ月ぶりの高値水準となる。米半導体大手エヌビディアの決算が良好な内容だったとの受け止めから、東京市場でも値がさのハイテク株などに買いが先行した。その後も米裁判所による米関税措置の違法判断を受けて急速な円安・ドル高が進行し、海外短期筋が円安に歩調をあわせて株価指数先物に断続的な買いを入れたことで、日経平均は一日を通じてほぼ一方的に上昇した。
 米国時間28日にエヌビディアが発表した2025年2~4月期決算は売上高が前年同期比69%増の440億6200万ドルと市場予想を上回った。生成人工知能(AI)の強い需要は続いているとの見方から、東エレク、アドテストなど半導体関連株に連想買いが入り、日経平均の押し上げ要因となった。 
   米国際貿易裁判所が28日(日本時間29日午前)、トランプ米大統領が発動した関税を違法だとして阻止する判断を下したことも投資家心理を強気に傾けた。米国の通商政策による世界経済の減速懸念が後退するとの思惑を誘い、海外短期筋による円売り・ドル買いと株価指数先物への買いが加速した。 
 大引けにかけては赤沢亮正経済財政・再生相の発言を受けた日米関税交渉の進展期待から、日経平均はさらに強含んだ。りそなアセットマネジメントの戸田浩司シニア・ファンド・マネージャーは「エヌビディア決算やトランプ米政権の強気姿勢が続かないとの見方が株高の主な背景だが、米株市場の一極集中から資金を世界各地に分散する動きが多くの機関投資家に出ていることも後押ししている」と話した。
 東証株価指数(TOPIX)は5日続伸し、終値は42.51ポイント(1.53%)高の2812.02と3月27日以来の高い水準だった。JPXプライム150指数は反発し、22.33ポイント(1.83%)高の1242.37で終えた。
 東証プライムの売買代金は概算で4兆7521億円、売買高は18億6979万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1117。値下がりは437、横ばいは71だった。
 トヨタやホンダなど自動車株が高い。ソニーGが株式分割を考慮した上場来高値を更新し、ファストリ、リクルート、フジクラも買われた。一方、バンナムHDやベイカレント、ニトリHDは安い。 
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
 
◇新興株29日 グロース250が4日ぶり反落 前日高値で利益確定売り
 29日の新興企業向け株式市場で東証グロース市場250指数は4営業日ぶりに反落した。終値は前日比2.55ポイント(0.34%)安の740.39だった。指数は前日に年初来高値を付けていたため、きょうは利益確定売りがやや優勢だった。ただ、人工知能(AI)開発のエクサWizなど好材料が出た銘柄には買いが続き、指数を下支えした。
 グロース市場ではジーエヌアイやSynsが下落し、GENDAやセーフィーは上昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕