前場の株式市況 | 長谷川 忠康 オフィシャル・ブログ

長谷川 忠康 オフィシャル・ブログ

個人投資家が少額の堅実な株式投資を実践するときに実用的なシンプルな投資法を研究して提供しています。

株式    終値    前営業日比    変化率
S&P500種株価指数    5484.77    108.91    2.03%
ダウ工業株30種平均    40093.40    486.83    1.23%
ナスダック総合指数    17166.04    457.99    2.74%
Nikkei 225 FuturesNK1:IND  35,590.00JPY
+ 560.00 + 1.60%

NY株式は大幅高。225先物は大幅高。

 

寄付きから9時5分現在

現物指数は続伸のスタートです。銘柄は半導体関連が買い気配、値上がり銘柄が優勢です。

RSI銘柄は内需関連に売り優勢で、三菱重工、シマダヤ、が高い。

 

日経平均は560円程度高、米国株高や為替の落ち着きで堅調=25日前場  株式新聞
 25日午前10時すぎの日経平均株価は、前日比560円程度高い3万5600円前後で推移。午前9時38分には同615円09銭高の3万5654円24銭を付けるなど、高値圏にある。現地24日の米国市場では、対中関税の大幅低下による貿易正常化への期待感が継続し、NYダウとナスダック総合指数はそろって3日続伸した。日本株も米国株高や、為替相場の落ち着きを受け買いが先行。同日行われた日米財務相会談では、為替水準についての話は出なかったことから、為替の落ち着きも支えとなっているもよう。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、24日の大阪取引所清算値比540円高の3万5570円だった。
 業種別では、全33業種が上昇している。古河電工<5801.T>、フジクラ<5803.T>などの非鉄金属株や、日立<6501.T>、ソニーG<6758.T>などの電気機器株が上昇。アシックス<7936.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株や、ディスコ<6146.T>、菱重工<7011.T>などの機械株も高い。AGC<5201.T>、特殊陶<5334.T>などのガラス土石株や、信越化<4063.T>、富士フイルム<4901.T>などの化学株も堅調。郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、テルモ<4543.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株、SUMCO<3436.T>、LIXIL<5938.T>などの金属製品株もしっかり。
 個別では、ニデック<6594.T>、ルネサス<6723.T>、マルマエ<6264.T>、ADワークス<2982.T>、富士通<6702.T>が上昇。半面、ホギメディ<3593.T>、愛三工<7283.T>、アキレス<5142.T>、野村不HD<3231.T>、カワチ薬品<2664.T>などが下落している。
 東京外国為替市場では午前10時時点で、ドル・円が1ドル=143円前後(24日は142円57-59銭)、ユーロ・円が1ユーロ=162円台の前半(同162円24-28銭)で取引されている。
[ 株式新聞速報ニュース ]

 

◇東証前引け 日経平均は続伸、米株高と円安進行が支え

 25日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比488円24銭(1.39%)高の3万5527円39銭だった。米中貿易摩擦が緩和するとの期待感から前日の米株式市場で主要3指数が上昇したことを好感した買いが優勢だった。日米財務相会談で為替に対する具体的な言及がなく円安・ドル高が進んだことも支えとなり、日経平均の上げ幅は一時600円を超えた。もっとも、買い一巡後は利益確定売りに押され上げ幅を縮めた。

 今週に入りトランプ米大統領やベッセント米財務長官から中国との交渉や対中関税率引き下げに前向きな発言が相次ぎ、米国が貿易政策で対中姿勢を緩和したとの見方が強まった。24日(日本時間25日)に米ワシントンでベッセント氏と会談した加藤勝信財務相が記者会見で「為替水準の目標や、それに対する枠組みの話は全くなかった」と述べたことから、一時1ドル=143円台まで円安・ドル高が進んだ。いずれも日本企業には好材料との受け止めから輸出株は上昇が目立った。

 24日にハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)がそろって上昇し、取引終了後に決算を発表したアルファベットが時間外取引で急伸したことも追い風となった。東京市場でも半導体関連株を中心とした値がさのハイテク株には買いが流入し、指数を押し上げた。

 楽天証券経済研究所の土信田雅之シニアマーケットアナリストは、「日米財務相会談で為替面における懸念が大きく後退し買い安心感が強まった。利益確定売りもかなり出ているが、目先の上値余地はまだ残っていると考える投資家の方が多い」とみていた。

 東証株価指数(TOPIX)は続伸し、前引けは27.76ポイント(1.07%)高の2620.32だった。JPXプライム150指数は続伸し、15.95ポイント(1.40%)高の1155.70で前場を終えた。
 
 前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆1346億円、売買高は9億800万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1011。値下がりは559、横ばいは65だった。

 ニデックが大幅高。東エレク、フジクラ、任天堂、日産自、デンソーも買われた。一方、日野自やエムスリー、イオンは売られた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕