前場の株式市況  前週末のNY市場は休場 | 長谷川 忠康 オフィシャル・ブログ

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◇日経平均先物、夜間取引で下落 180円安の3万4650円で終了
【NQNニューヨーク=矢内純一】日本時間19日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物は下落した。6月物は前日の清算値と比べ180円安い3万4650円で終えた。

今週の大阪先物は下げ幅を拡大しています。

 

寄付きから9時5分現在

現物指数は反落のスタートです。銘柄は食品、小売りを除いてほぼ全面安です。

RSI銘柄はバルグループ、JINS、ウエルシア、東宝、ケイファーマ、スギ、シンカ、コシマダヤ、が高い。

 

◇東証10時 日経平均は下げ幅拡大 一時400円安、銀行や保険株に売り
 21日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は一段安。10時過ぎに前週末に比べた下げ幅を400円あまりに拡大する場面があった。円相場が対ドルで上昇していることも重荷となり、前週の大幅上昇を受けた利益確定売りが続いている。国内長期金利が低下しており、銀行や保険株への売りが目立つ。
 トランプ米政権との関税交渉の先行きに改めて警戒感が広がっており、前週の上値追いムードが後退している、一方、円高による業績面の恩恵を受けやすい小売りのほか、鉄道など内需株の一角には買いが入っており、相場全体の地合いを下支えしている。
 10時現在の東証プライムの売買代金は概算で9593億円と、この時点では前週末よりも少ない。売買高は4億6385万株だった。
 郵船や三越伊勢丹が下げ幅を拡大している。一方、ディスコやメルカリは上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

◇新興株前引け グロース250が小反落 内需買いで底堅い
 21日午前の新興企業向け株式市場で東証グロース市場250指数は小幅に反落した。前引けは前週末比1.40ポイント(0.21%)安の668.56だった。東京外国為替市場で円高・ドル安が進むなか、日経平均株価の下落が重荷になった。
 もっとも、グロース市場には仕入れ価格の低減などを通じて円高が業績の追い風になりやすい内需銘柄もある。グロース指数の下値は堅く、上昇する場面も見られた。
 グロース市場ではサンバイオ、GENDAが下落した。一方、フリー、トライアルが上昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

◇東証前引け 日経平均は反落 円高で輸出関連株売り、商いは低調

 21日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前引けは前週末比429円93銭(1.24%)安の3万4300円35銭だった。円高・ドル安の進行を受け、自動車など主力の輸出関連株には採算悪化を懸念した売りが優勢だった。商いが薄い中、海外短期筋の散発的な株価指数先物売りも重荷となり、日経平均は次第に下げ幅を広げた。

 21日午前の東京外国為替市場で円相場は一時1ドル=140円台に上昇し、およそ7カ月ぶりの高値を付けた。日米財務相が米国時間の24日にも会談する方向で調整していると伝わり、「円安是正」の圧力への警戒感が強まった。トヨタやマツダ、SUBARUなどの下げが目立った。一方、ニトリHDや神戸物産など、円高が業績のメリットになりやすい銘柄には消去法的な買いが入った。

 トランプ米大統領は20日、自身のSNSで関税措置を巡る各国との交渉を念頭に「非関税障壁による不正」と記した投稿で8項目を列挙した。この中で日本を名指しし、自動車の安全基準を「保護主義的な技術規格」と表現するなど、日米の関税交渉に対する不透明感も株価の重荷だった。前週末18日の米株式市場は休場とあって材料が少なく、買い意欲の乏しさも目立った。

 東証株価指数(TOPIX)は反落した。前引けは30.14ポイント(1.18%)安の2529.01だった。JPXプライム150指数は反落し、13.39ポイント(1.19%)安の1108.11で前場を終えた。

 前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆5624億円にとどまり、前週末の前引け時点よりも少なかった。売買高は7億454万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1053。値上がりは534、横ばいは49だった。

 三菱UFJや郵船、スズキが下げた。一方、NECやOLC、中外薬は上げた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕