株価は4日ぶり反発 日足RSIは50%回復 | 長谷川 忠康 オフィシャル・ブログ

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  37780.54 172.05 0.46% 4日ぶり反発  
  RSI 日足   57.3% 陽転
           
           
動いた フォロー銘柄 (+1% 以上)    
コード 社名 週足 日足 株価 前日比
149A    シンカ C 1 1228 154
4896 ケイファーマ C 1 1083 150
2432 ディーエヌエー C 1 3635 130
7453 良品計画 C 1 4173 52
9692 シーイーシー C 2 2345 41
250A シマダヤ C 2 1740 24
5591 AVILEN C 1 1163 22
190A コーディア C 1 276 14

 

◇新興株25日 グロース250が反発 ミライロはストップ高、VPJ初値下回る
 25日の新興企業向け株式市場で東証グロース市場250指数は反発した。終値は前日比6.15ポイント(0.92%)高の671.72だった。24日の米株高や円相場の下落を受けて日経平均株価が上昇するなか、リスク許容度を高めた個人投資家の資金が新興市場にも流入した。指数は伸び悩む場面もみられたが、大引けにかけて次第に持ち直した。
 24日に東証グロース市場に新規上場したミライロは上場2日目となる25日の9時12分に、公開価格(270円)の2.4倍にあたる661円で初値を付けた。終値は制限値幅の上限(ストップ高水準)となる初値比100円(15.12%)高の761円だった。
 きょう東証グロース市場に新規上場したVPJは13時25分に公開価格(1430円)の2.1倍にあたる3040円で初値を付けた。終値は初値比695円(22.86%)安の2345円だった。
 グロース市場ではタイミーやトライアル、テラドローンが上昇した。一方、ジーエヌアイやカバー、GENDAは下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

◇東証大引け 日経平均4日ぶり反発 米株高と円安進行で

 25日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに反発し、終値は前日比172円05銭(0.46%)高の3万7780円54銭だった。24日の米株式相場の上昇や外国為替市場での円安進行を受けてトヨタなど自動車株や東エレクなど半導体関連株が物色された。海外短期筋による株価指数先物への買いが主導し、日経平均の上げ幅は午前に一時500円を超えた。ただ、日経平均が3万8000円台に乗せた後は上値の重さを意識した売りで伸び悩んだ。

 24日の米株式市場ではハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数などの主要株価指数が上昇した。貿易相手国と同水準まで関税率を引き上げる米国の「相互関税」について対象国が絞り込まれる可能性があると伝わり、関税への過度な警戒が和らいだ。米トランプ米大統領は24日に半導体など品目別の関税は「近い将来」として、当初導入予定の4月2日の公表に含まれない可能性を示唆し、ディスコなど半導体関連株や、人工知能(AI)データセンター向けの電線を手掛けるフジクラも上昇した。

 市場では「機関投資家がリバランス(資産配分の調整)を目的としてこれまで売られていた半導体関連の一角に買いを入れている可能性がある」(T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフストラテジスト)との声が聞かれた。これまで買われていた銀行株などの割安(バリュー)株を売り、半導体に資金を向ける動きも出たようだ。

 米金利の上昇を受け、25日の東京外国為替市場で円相場が1ドル=150円台まで円安が進み、輸出採算の改善期待からトヨタやホンダ、日産自が物色された。

 東証株価指数(TOPIX)は反発した。終値は6.64ポイント(0.24%)高の2797.52だった。指数寄与度が高い銀行株が売られ、一時は下げに転じた。JPXプライム150指数は3営業日ぶりに反発し、4.72ポイント(0.39%)高の1209.04で終えた。

 東証プライムの売買代金は概算で3兆9340億円、売買高は16億4014万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1008、値下がりは562、横ばいは67だった。

 テルモやダイキンが買われ、ファナックやオリンパスも上昇した。一方、三菱重や三菱電が売られ、三菱UFJや三井住友FGなどの銀行株も下げた。自社株買いなどを求めた米投資ファンドの株主提案の否決を受け、グリコも売りに押された。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕