株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 5842.63 64.48 1.12%
ダウ工業株30種平均 43006.59 485.60 1.14%
ナスダック総合指数 18552.73 267.57 1.46%
Nikkei 225 FuturesNK1:IND 37,700.00JPY
+280.00 + 0.75%
NY株式は反発。225先物は小幅高。
寄付きから9時7分現在
現物指数は続伸のスタートです。銘柄は全般に高い。
RSI銘柄はソニー、トレンドマイクロ、ファベル、サンリオ、シンカが高い。
日経平均は170円程度高、一時上げ幅拡大も上値は重いもよう=6日前場 株式新聞
6日午前10時4分すぎの日経平均株価は、前日比170円程度高い3万7590円近辺で推移する。午前9時42分には、同456円14銭高の3万7874円38銭を付けた。米政府は5日、カナダとメキシコの輸入品に対し25%の関税を課すとしたうち、自動車関連については1カ月間猶予すると発表。米国株式市場では、米経済への過度な警戒感が後退しNYダウ・ナスダック総合指数がともに3日ぶり反発した。日本株もその流れを受け、幅広い銘柄に買いが先行した。ただ、買い一巡後は、戻り待ちの売りに押され上値が重いもよう。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、5日の大阪取引所清算値比275円高の3万7695円だった。
業種別では、全33業種のうち25業種が上昇、8業種が下落している。ダイキン<6367.T>、菱重工<7011.T>などの機械株や、日立<6501.T>、ソニーG<6758.T>などの電気機器株が上昇。AGC<5201.T>、特殊陶<5334.T>などのガラス土石株や、日本製鉄<5401.T>、JFEHD<5411.T>などの鉄鋼株も高い。王子HD<3861.T>、北越コーポ<3865.T>などのパルプ紙株や、信越化<4063.T>、日ペイントH<4612.T>などの化学株も堅調。楽天グループ<4755.T>、リクルートH<6098.T>などのサービス株や、SUMCO<3436.T>、LIXIL<5938.T>などの金属製品株もしっかり。一方、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、三菱倉<9301.T>などの倉庫運輸株が安い。
個別では、マキタ<6586.T>、オークマ<6103.T>、日製鋼<5631.T>、DMG森精機<6141.T>、シンフォニア<6507.T>が上昇。半面、杏林製薬<4569.T>、チヨダ<8185.T>、古河電工<5801.T>、アドクリ<8798.T>、インターメス<262A.T>などが下落している。
東京外国為替市場では午前10時4分時点で、ドル・円が1ドル=149円台の前半(5日は149円45-47銭)、ユーロ・円が1ユーロ=160円台の後半(同159円51-55銭)で取引されている。
[ 株式新聞速報ニュース ]
◇新興株前引け グロース250が反発 投資家心理が改善
6日午前の新興企業向け株式市場で東証グロース市場250指数は反発した。前引けは前日比7.36ポイント(1.15%)高の646.36だった。日経平均株価が堅調に推移し、新興市場でも投資家心理の改善を映した買いが優勢だった。
国内の長期金利が約15年ぶりに1.5%台まで上昇した。新興株は金利上昇時に相対的な割高感が意識されやすいが、いちよし証券の宇田川克己投資情報部課長は「金利上昇の影響が比較的少ない、負債比率の低い銘柄への物色が目立つ」と分析していた。
グロース市場ではカバーやジーエヌアイが上昇した。一方、ドリコムや技術承継機構は下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
◇東証前引け 日経平均は続伸 一時400円高 米自動車関税猶予が支え
6日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比307円78銭(0.82%)高の3万7726円02銭だった。関税政策を巡る過度な警戒が後退したことで前日の米株式相場が上昇した流れを引き継ぎ、東京市場でも幅広い銘柄に買いが優勢となった。日経平均の上げ幅は一時400円を超えたが、買い一巡後は利益確定目的の売りなどが出て、上値を抑えた。
5日の米株式市場ではダウ工業株30種平均など主要3指数が上昇した。トランプ米政権がカナダとメキシコへの関税で自動車は1カ月の猶予期間を設けると発表し、投資家の不安心理が和らいだ。東京市場でもメキシコに生産拠点を持つマツダや日産自など自動車株が買われた。国内の長期金利が2009年6月以来15年9カ月ぶりの水準に上昇するなか、金利上昇の恩恵を受けるとされる銀行株も上昇した。
もっとも、買い一巡後は利益確定売りなど出て、日経平均の上値は重かった。大和証券の坪井裕豪日米株チーフストラテジストは「足元の上昇は自律反発の域を出ない。日経平均は短期で売られすぎたので打診的な買いが入っているものの、米関税政策を巡る警戒感は根強い」との見方を示した。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは32.06ポイント(1.18%)高の2750.27だった。JPXプライム150指数も続伸し、14.57ポイント(1.23%)高の1198.67で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆3825億円、売買高は8億9387万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1313。値下がりは287、横ばいは38だった。
日東電やダイキン、ファナックは上げた。一方、東エレクやアドテスト、TDKが下げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕