前場の株式市況 | 長谷川 忠康 オフィシャル・ブログ

長谷川 忠康 オフィシャル・ブログ

個人投資家が少額の堅実な株式投資を実践するときに実用的なシンプルな投資法を研究して提供しています。

株式    終値    前営業日比    変化率
S&P500種株価指数    5778.15    -71.57    -1.22%
ダウ工業株30種平均    42520.99    -670.25    -1.55%
ナスダック総合指数    18285.16    -65.03    -0.35%
Nikkei 225 FuturesNK1:IND  36,950.00JPY
ー 410.00 ー 1.10%

NY株式は大幅安。225先物は続落。先物は寄り後は下げ幅を縮小しています。

 

寄付きから9時5分現在

現物指数は反発でスタートしました。銘柄は高安まちまちですが、値上がり銘柄が増えてきています。

RSI銘柄は小動きですが、ドリームアーツ、が高い、

 

◇東証10時 日経平均は方向感乏しく トランプ氏演説待ち
 5日前場中ごろの東京株式市場で、日経平均株価は前日終値(3万7331円)を挟んで一進一退の推移が続いている。このあと日本時間午前11時ごろから始まるトランプ米大統領の施政方針演説に向けて様子見ムードが広がるなか、方向感を欠く展開となっている。
 10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆4403億円、売買高は5億7949万株だった。
 ファストリ、ソフトバンクグループ(SBG)、アドテスト、トヨタが高い。一方、コナミG、リクルート、東エレク、ファナックが安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

◇東証前引け 日経平均反発 米関税巡り短期筋が買い 方向感は欠く

 5日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前日比25円26銭(0.07%)高の3万7356円44銭だった。トランプ米政権の輸入関税引き上げを巡る一部報道が短期筋の買いを誘った。もっとも、トランプ米大統領の施政方針演説に対する様子見ムードも広がるなかで日経平均は下落する場面も目立ち、方向感は乏しかった。

 米政権はカナダとメキシコに対する関税について「関税の軽減に向けた道筋を5日にも発表する可能性がある」と米ブルームバーグ通信などが日本時間5日朝に伝えた。ダウ工業株30種平均の先物で流動性の高い「Eミニ・ダウ先物」の3月物の上昇につれ、日経平均も株価指数先物の買いが主導するかたちで一時200円超上昇した。

 外国為替市場ではリスクオフの動きが一服し、円相場は一時1ドル=150円台と、4日の海外市場で付けた高値からは下落した。トヨタやアドテストなど輸出関連株への買いにつながった。

 日本時間11時過ぎからトランプ米大統領の施政方針演説が始まった。前引け時点までには関税を巡る具体的な発言は出ておらず、日経平均も小動きを続けた。

 日銀の内田真一副総裁は5日、静岡市での金融経済懇談会で「経済・物価の見通しが実現していくとすれば、引き続き政策金利を引き上げる方針だ」と述べた。さらに植田和男日銀総裁は都内で開催された国際通貨基金(IMF)のイベントで挨拶し「世界経済の分断は各国間の経済活動の連携を損ない、金融政策の方向性の違いを拡大させかねない」と語った。そのうえで「国境を越えた資本フローの不確実さを増大させ、為替レートの動きを不安定にする可能性がある」との懸念を示した。ただ、市場の関心がトランプ米大統領の演説や関税政策に向いているなかで、株式市場では目立った反応はなかった。

 5日は中国で全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開幕。2025年の成長率目標について「5%前後」と米ブルームバーグ通信が伝えた。昨年並みの水準を目指す構えだが、米関税の影響に対する懸念も強いなかで、実現性には慎重な見方もある。ファナックや安川電など中国関連銘柄は下落した。
 
 東証株価指数(TOPIX)は小幅続落した。前引けは0.32ポイント(0.01%)安の2709.86だった。JPXプライム150指数も小幅続落で前場を終えた。

 前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆3060億円、売買高は8億8640万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は956、値下がりは605、横ばいは76だった。

 ファストリ、フジクラ、レーザーテク、横河電が上昇した。一方、コナミG、リクルート、バンナムHD、ソニーGが下落した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕