株価は3日ぶり反発 週足RSIは50%回復 | 長谷川 忠康 オフィシャル・ブログ

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  38776.94 98.9 0.26% 3日ぶり反発  
  RSI 日足   39.1%  
    週足   50.7% 陽転
           
動いた フォロー銘柄 (+1% 以上)    
コード 社名 週足 日足 株価 前日比
2432 ディーエヌエー D 2 4025 491
7453 良品計画 D 1 4138 218
8136 サンリオ D 1 7047 130
2121 MIXI D 2 3645 105
6758 ソニー D 1 3813 81
4912 ライオン C 2 1863.5 63.5
5587 インバウンド C 1 830 31
4114 日本触媒 C 1 1829.5 20.5

 

◇東証大引け 日経平均、3日ぶり反発 日銀総裁発言支えも方向感乏しく
 21日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反発し、終値は前日比98円90銭(0.26%)高の3万8776円94銭だった。前日の米株安などで朝方は売りが先行したが、日銀の植田和男総裁の発言後の国内金利低下や円相場の下落などを手がかりとした買いが入った。買い一巡後は利益確定や戻り待ちの売りが出て、下げる場面もあった。前日終値(3万8678円)を挟んで方向感を欠く展開に終始した。
 国内の長期金利は朝方に15年3カ月ぶりの高水準をつけた。金利上昇で株式の相対的な割高感が意識されたほか、海外投機筋などによる株価指数先物への売りもかさんでファストリなど値がさ株の一角が下落し、下げ幅は一時200円を超えた。前日の米株式市場でダウ工業株30種平均など主要3指数が下落したことも投資家心理の重荷となった。
 前場中ごろに日銀の植田総裁の発言が伝わると相場の展開が変わった。21日午前に出席した衆院予算委員会で、国内金利が急激に上昇するような状況では「機動的に国債買い入れの増額などをする」と発言。外国為替市場は円相場が1ドル=150円台前半に下げ、寄り付き時点と比べて円安が進んだ。植田総裁の発言後の国内金利低下と円下落を支えに日経平均の上げ幅は100円を超える場面があったが、3連休を前に買いを手控える投資家は多く、積極的に上値を追う雰囲気は乏しかった。
 東証株価指数(TOPIX)は3日ぶりに反発した。終値は1.93ポイント(0.07%)高の2736.53だった。JPXプライム150指数は3日ぶりに反発し、1.78ポイント(0.15%)高の1198.29で終えた。
 東証プライムの売買代金は概算で4兆3160億円、売買高は19億4682万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は556。値下がりは1031、横ばいは53だった。
 米テスラによる出資の思惑が強まった日産自が急伸した。中外薬や塩野義など医薬品株の上昇も目立った。一方、スズキやリクルート、トレンドは下げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕