株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 6117.52 -26.63 -0.43%
ダウ工業株30種平均 44176.65 -450.94 -1.01%
ナスダック総合指数 19962.36 -93.89 -0.47%
Nikkei 225 FuturesNK1:IND 38,550.00JPY
ー160.00 ー 0.41%
NY株式は小幅安。225先物は小幅安。
寄付きから9時6分現在
現物指数は続落のスタートです。銘柄は値下がり株が多い。
RSI銘柄はMIXI、ディーエヌエー、良品計画、ライオン、ソニー、日本触媒、AMG、AVILEN、が高い。
日経平均は80円程度安、売り先行後はもみ合い商状=21日前場 株式新聞
21日午前10時3分すぎの日経平均株価は、前日比80円程度安い3万8600円前後で推移する。寄り付き後の午前9時1分に、同180円47銭安の3万8497円57銭を付けている。現地20日の米国市場で、米小売大手ウォルマートが発表した26年1月期の収益見通しが市場予想平均に届かなかった。消費の停滞や、米国の関税政策によるインフレ再燃が警戒され、NYダウが3日ぶり、ナスダック総合指数が6日ぶりに下落した。日本株もその動きを受け売りが優勢となった。外国為替市場で、ドル・円相場が円高方向に振れていることも重し。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所清算値比155円安の3万8555円だった。
業種別では、全33業種のうち17業種が下落、16業種が上昇している。古河電工<5801.T>、フジクラ<5803.T>などの非鉄金属株や、テルモ<4543.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株が下落。王子HD<3861.T>、北越コーポ<3865.T>などのパルプ紙株や、ディスコ<6146.T>、菱重工<7011.T>などの機械株も安い。郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株も軟調。日本製鉄<5401.T>、JFEHD<5411.T>などの鉄鋼株や、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株も弱い。一方、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>の空運株や、浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株が高い。
個別では、日ヒュム<5262.T>、ミガロHD<5535.T>、ぴあ<4337.T>、アイザワ証G<8708.T>、相鉄HD<9003.T>が下落。半面、Cキャット<2307.T>、エンビプロH<5698.T>、ミスミG<9962.T>、ローツェ<6323.T>、DeNA<2432.T>などが上昇している。
東京外国為替市場では午前10時3分時点で、ドル・円が1ドル=149円台の後半(20日は150円16-18銭)、ユーロ・円が1ユーロ=157円台の前半(同156円64-68銭)で取引されている。
[ 株式新聞速報ニュース ]
◇東証前引け 日経平均、反発 日銀総裁発言後の金利低下と円下落が支え
21日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前日比41円30銭(0.11%)高の3万8719円34銭だった。前日の米株安などで朝方は売りが先行した。21日の衆院予算委員会に出席した日銀の植田和男総裁の国債買い入れなどに関する発言が前場中ごろに伝わると、金利低下や円相場の下落が進むにつれ日経平均は上昇に転じた。上げ幅は一時100円を超えたが、上値では利益確定や戻り待ちの売りが出て、再び下げに転じるなど方向感を欠く展開だった。
20日の米株式市場でダウ工業株30種平均など主要3指数が下落した流れを受け、朝方は売りが優勢だった。国内の長期金利が2009年11月以来15年3カ月ぶりの高水準をつける場面もあり、海外投機筋などによる株価指数先物への売りもかさんでファストリやアドテストといった値がさ株の一角が下落した。下げ幅は一時200円を超えた。
日銀の植田和男総裁の発言をきっかけに相場つきが変わった。植田氏は衆院予算委員会で、このところの金利上昇を巡って「急激に上昇するような例外的な状況では、機動的に国債買い入れの増額などをする」などと述べた。東京外国為替市場では円相場が1ドル=150円台前半に下げ、寄り付き時点と比べて円安が進行した。発言後に国内金利低下と円下落が投資家心理を支え、日経平均の上げ幅は100円を超える場面があった。
東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引けは0.37ポイント(0.01%)高の2734.97だった。JPXプライム150指数は反発し、1.20ポイント(0.10%)高の1197.71で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆558億円、売買高は8億7170万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は538。値上がりは1050、横ばいは52だった。
ソニーGやバンナムHD、中外薬が上げた。一方、リクルートやトレンド、スズキは下げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕