前場の株式市況 | 長谷川 忠康 オフィシャル・ブログ

長谷川 忠康 オフィシャル・ブログ

個人投資家が少額の堅実な株式投資を実践するときに実用的なシンプルな投資法を研究して提供しています。

株式    終値    前営業日比    変化率
S&P500種株価指数    5994.57    -45.96    -0.76%
ダウ工業株30種平均    44421.91    -122.75    -0.28%
ナスダック総合指数    19391.96    -235.48    -1.20%

Nikkei 225 FuturesNK1:IND  38,900.00JPY
 +300.00 + 0.78%

NY株式はナスダックが安い。225先物は小幅高。先物の寄付きは39200円。

 

寄付きから9時5分現在

現物指数は反発のスタートです。採用銘柄は全面高です。

RSI銘柄はディーエヌエー、日水コン、日本触媒、中国塗料、日立、ファナック、IHI、信越ポリマーが高い。

 

日経平均は600円程度高、買い一巡後も堅調推移=4日前場  株式新聞
 4日午前10時2分すぎの日経平均株価は、前日比600円程度高い3万9120円前後で推移する。午前9時45分には、同672円42銭高の3万9192円51銭を付けている。米政府は3日、メキシコへの関税措置を1カ月間延期することで合意したと発表。関税による経済への悪影響を警戒する動きが和らぎ、米国株式は下げ幅を縮小して取引を終了した。その後、カナダとも1カ月間延期することが明らかとなった。前日売り込まれた外需株を中心に、日本株には買い戻す動きが強まった。その後も高値圏で堅調な値動きが続いている。
 業種別では、全33業種のうち29業種が上昇、4業種が下落している。住友電工<5802.T>、フジクラ<5803.T>などの非鉄金属株や、デンソー<6902.T>、トヨタ<7203.T>などの輸送用機器株が上昇。アドバンテス<6857.T>、村田製<6981.T>などの電気機器株や、東レ<3402.T>、ゴルドウイン<8111.T>などの繊維株も高い。OLC<4661.T>、リクルートH<6098.T>などのサービス株や、SUMCO<3436.T>、三和HD<5929.T>などの金属製品株も堅調。ディスコ<6146.T>、菱重工<7011.T>などの機械株や、バンナム<7832.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株もしっかり。一方、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>の空運株や、出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株が安い。
 個別では、山形銀<8344.T>、日化薬<4272.T>、メンバーズ<2130.T>、寿スピリッツ<2222.T>、山陽特鋼<5481.T>(監理)が上昇。半面、JVCKW<6632.T>、Vコマース<2491.T>、三菱自<7211.T>、トーエネク<1946.T>、マクニカHD<3132.T>などが下落している。
 東京外国為替市場では午前10時2分時点で、ドル・円が1ドル=155円台の前半(3日は155円61-64銭)、ユーロ・円が1ユーロ=160円台の前半(同159円11-15銭)で取引されている。
[ 株式新聞速報ニュース ]

 

◇東証前引け 日経平均は反発、620円高 米関税見送りで自動車が反発
 4日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前日比620円32銭(1.61%)高の3万9140円41銭だった。米政府は3日、メキシコとカナダへの追加関税の発動を先送りすると発表し、関税による景気悪化への警戒が和らいだ。海外短期筋による株価指数先物への買い戻しが入った。前日に売られていたトヨタやホンダ、マツダなどの自動車株の反発が目立った。3日に資本戦略見直しの一環で2029年3月期までに4000億円の自社株買いを実施する方針を示した京セラが大きく上昇した。
 メキシコは米国側が求めてきた合成麻薬フェンタニルや不法移民の流入対策としてメキシコ側が1万人の警備隊を配置するほか、カナダも国境管理の強化を約束した。トランプ米大統領は3日、4日から10%の追加関税をかけるとした中国との協議を予定していることも明らかにした。中国への関税発動も先送りされるとの期待が高まり、4日の東京市場では中国向け売上比率が高い安川電やファナックなどの機械株も上昇した。
 ただ、日経平均の午前の上昇幅は今年最大を記録した前日の下落幅(1052円)の6割程度にとどまる。水戸証券の酒井一投資顧問部運用課シニアファンドマネージャーは「海外短期筋による先物の買い戻しの域を出ていない。3万9000円近辺は売り圧力が強まりやすい水準とあって、一段の上値追いには新規の材料が必要だ」と話した。
 東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引けは37.08ポイント(1.36%)高の2757.47だった。JPXプライム150指数も反発し、19.40ポイント(1.62%)高の1219.27で前場を終えた。
 前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆2461億円、売買高は9億9988万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1298。値下がりは307、横ばいは34だった。東証33業種のうち29業種が上昇した。
 東エレクやアドテストなどの半導体関連株が上昇した。2025年3月期(今期)の連結純利益の見通しを引き上げた山形銀は昨年来高値を更新した。長期金利の上昇を受け、三菱UFJや千葉銀、ふくおかFGなどの銀行株も上昇した。一方、JALやANAHDなどの空運株は売られた。良品計画やニトリHDも下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕