株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 5998.74 -22.89 -0.38%
ダウ工業株30種平均 44722.06 -138.25 -0.31%
ナスダック総合指数 19060.48 -115.10 -0.60%
Nikkei 225 FuturesNK1:IND 37,800.00JPY
ー300.00 ー 0.79%
NY株式は小幅安。225先物は続落。
寄付きから9時15分現在
現物指数は続落のスタートです。寄り後は下げ幅を縮小しています。
RSI銘柄はフジクラ、JVCKW、サンリオ、積水化学、ハンモック、が高い。
日経平均は100円程度安、売り一巡後は円高がやや緩み下げ渋る=28日前場
株式新聞
28日午前10時5分すぎの日経平均株価は、前日比100円程度安い3万8030円前後で推移する。午前9時3分には、同333円35銭安の3万7801円62銭を付けた。現地27日の米国株式は、28日が感謝祭で休場となり29日も短縮取引が実施されることを控え、積極的な売買は限られ、ポジション調整の売りに押された。日本株は円高や米国株安の流れを受けて売りが先行した。ただ、売り一巡後はドル・円相場が1ドル=151円60銭台と、足元で早朝の水準よりも円安方向に振れていることから、見直す動きにつながったもよう。
業種別では、全33業種のうち6業種が下落、27業種が上昇している。リクルートH<6098.T>、ベイカレント<6532.T>などのサービス株や、テルモ<4543.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株が下落。ダイキン<6367.T>、菱重工<7011.T>などの機械株や、三井不<8801.T>、菱地所<8802.T>などの不動産株も安い。アドバンテス<6857.T>、ローム<6963.T>などの電気機器株や、日東紡<3110.T>、ニチアス<5393.T>などのガラス土石株も軟調。一方、日本製鉄<5401.T>、JFEHD<5411.T>などの鉄鋼株や、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株、王子HD<3861.T>、北越コーポ<3865.T>などのパルプ紙株が高い。
個別では、TAKARA<7921.T>、ヒューリック<3003.T>、マイクロニ<6871.T>、Vキューブ<3681.T>、FPパートナ<7388.T>が下落。半面、T&DHD<8795.T>、サンリオ<8136.T>、富士製薬<4554.T>、マネックスG<8698.T>、カシオ<6952.T>などが上昇している。
東京外国為替市場では午前10時5分時点で、ドル・円が1ドル=151円台の半ば(27日は151円94-97銭)、ユーロ・円が1ユーロ=160円トビ台(同159円52-56銭)で取引されている。
[ 株式新聞速報ニュース ]
◇東証前引け 日経平均は反発 半導体関連株に買い
28日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前引けは前日比160円16銭(0.42%)高の3万8295円13銭だった。朝方は前日の米株安が波及し下げて始まったが、売り一巡後は米政府の対中半導体規制が以前想定されていたより厳しい措置にはならないとの一部報道を受け、値がさの半導体関連株が買われて日経平均は上昇に転じた。
日経平均の上げ幅は一時200円を超えた。米ブルームバーグ通信は28日午前、「米政府は追加の対中半導体規制を来週に発表する可能性があるが、以前想定されていたより厳しい措置には至らない」と報じた。関連企業への影響は限定的との思惑から半導体関連に押し目買いが入り、東エレクだけで日経平均を約141円押し上げた。
もっとも朝方は前日の米株式市場で主要3指数が下落したことを受け、日経平均の下げ幅は一時300円を超え、心理的節目の3万8000円を下回る場面があった。楽天証券経済研究所の土信田雅之シニアマーケットアナリストは、「米国の対中半導体規制への警戒感が非常に強かっただけに、一部報道は短期的な安心感を与えた。3万8000円は足元のレンジの下限で押し目買いも入りやすかった」と話した。
東証株価指数(TOPIX)は反発し、前引けは14.62ポイント(0.55%)高の2679.96だった。JPXプライム150指数も反発し、5.60ポイント(0.47%)高の1187.37で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆1640億円、売買高は8億4187万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1139。値下がりは452、横ばいは47だった。
中外薬や第一三共が高い。TDK、KDDI、スクリンも買われた。一方、テルモやリクルート、フジクラは安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕