前場の株式市況 | 長谷川 忠康 オフィシャル・ブログ

長谷川 忠康 オフィシャル・ブログ

個人投資家が少額の堅実な株式投資を実践するときに実用的なシンプルな投資法を研究して提供しています。

株式    終値    前営業日比    変化率
S&P500種株価指数    6021.63    34.26    0.57%
ダウ工業株30種平均    44860.31    123.74    0.28%
ナスダック総合指数    19174.30    119.46    0.63%

Nikkei 225 FuturesNK1:IND  38,330.00JPY
ー 160.00 ー 0.42%

NY株式は小幅高。225先物は小幅安。

 

寄付きから9時15分現在

現物指数は続落のスタートです。銘柄は小安い銘柄が多い。

RSI銘柄はフジクラに商いが集中して、全般は小安い。

 

日経平均は140円程度安、売り一巡後は下げ渋り=27日前場 株式新聞
 27日午前10時2分すぎの日経平均株価は、前日比140円程度安い3万8300円前後で推移する。午前9時14分には、同240円59銭安の3万8201円41銭を付けた。現地26日の米国株式市場は、NYダウが5日続伸し3日連続で終値ベースの史上最高値を更新、ナスダック総合指数も4日続伸した。ただ東京市場では、外国為替市場で円がドルやユーロに対して、円高方向に振れていることから、輸出関連銘柄を中心に売りが先行。その後は、下げ渋る動きにあるもよう。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、26日の大阪取引所清算値比160円安の3万8330円だった。
 業種別では、全33業種のうち27業種が下落、6業種が上昇している。トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株や、古河電工<5801.T>、住友電工<5802.T>などの非鉄金属株が下落。大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株や、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株も安い。三和HD<5929.T>、LIXIL<5938.T>などの金属製品株や、三菱倉<9301.T>、上組<9364.T>などの倉庫運輸株も軟調。帝人<3401.T>、東レ<3402.T>などの繊維株や、日本製鉄<5401.T>、JFEHD<5411.T>などの鉄鋼株も弱い。一方、TOPPAN<7911.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株や、中外薬<4519.T>、第一三共<4568.T>などの医薬品株が高い。
 個別では、サンリオ<8136.T>、人夢技術G<9248.T>、Wスコープ<6619.T>、三井ES<7003.T>、フリュー<6238.T>が下落。半面、DyDo<2590.T>、Vキューブ<3681.T>、京成<9009.T>、OLC<4661.T>、TOWA<6315.T>などが上昇している。
 東京外国為替市場では午前10時2分時点で、ドル・円が1ドル=152円台の後半(26日は154円03-04銭)、ユーロ・円が1ユーロ=160円台の前半(同161円31-35銭)で取引されている。
[ 株式新聞速報ニュース ]

 

◇東証前引け 日経平均は続落 米政策に警戒、円上昇も重荷
 27日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、午前終値は前日比276円15銭(0.72%)安の3万8165円85銭だった。トランプ次期米大統領による輸入関税引き上げへの警戒感が根強く、半導体関連や自動車株の一角に売りが続いた。外国為替市場で円相場が円高・ドル安方向に振れる場面では、株価指数先物の主導で日経平均の下げ幅が拡大した。
 日経平均は11時前に前日と比べて380円ほど安い3万8062円まで下落する場面があった。外国為替市場では円相場が1ドル=152円50銭近辺と、前日の日銀公表値(154円ちょうど近辺)から1円50銭ほど円高・ドル安方向に振れたのに歩調を合わせて株価指数先物に売りが強まった。米連邦準備理事会(FRB)が公表した11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で、段階的な金融緩和が適切との認識が示されたことや、感謝祭を前にした持ち高整理の動きが円高・ドル安につながった。
 トランプ次期大統領が表明した輸入関税引き上げによる中国景気の低迷長期化に加え、米国内の物価高が再加速して日本の輸出企業の販売数量が伸び悩むとの警戒も根強かった。前日の米株式市場ではダウ工業株30種平均など主要3指数が上昇した半面、半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は下落した。米国が中国から輸入する製品に追加関税をかけた場合、中国での販売が多い半導体業界への打撃が大きいとの見方もあり、東エレクやアドテストは連日で売りに押された。トヨタやホンダは円高も重荷となり、下げが目立った。
 半面、医薬品や食料品などディフェンシブ株の一角には買いが入り、下値を支える場面もあった。資本政策が評価されたOLCと京成も大幅上昇した。
 東証株価指数(TOPIX)は続落した。前引けは前日比22.97ポイント(0.85%)安の2666.58だった。JPXプライム150指数も続落で前場を終えた。
 前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆1250億円、売買高は9億5019万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1418と全体の86%を占めた。値上がりは203、横ばいは24だった。
 ファストリ、ファナック、ダイキン、デンソーが下落した。一方、TDK、ソフトバンクグループ(SBG)、ニトリHDが上昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕