株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 5648.40 56.44 1.01%
ダウ工業株30種平均 41563.08 228.03 0.55%
ナスダック総合指数 17713.63 197.20 1.13%
Nikkei 225 FuturesNK1:IND 39,060.00JPY
+ 350.00 + 0.90%
寄付きから9時10分現在
NY株式は小幅高。225先物は上昇。
現物指数は続伸のスタートです。銘柄は小高い銘柄が多い。
RSI銘柄はアバント、フジクラ、Sansan、ドリームアーツ、yutori、三菱重工、サンリオ、エムティーアイ、が高い。
日経平均は230円程度高、買い一巡後は上値の重い展開=9月2日前場
株式新聞
9月2日午前10時すぎの日経平均株価は、前週末比230円程度高い3万8880円前後で推移する。午前9時3分には、同432円89銭高の3万9080円64銭を付け、7月31日以来、約1カ月ぶりに3万9000円台に乗せた。現地8月30日の米国株式は、NYダウが連日で史上最高値を更新したほか、ナスダック総合指数も3日ぶりに反発。それらの動きを受け、日本株も買いが先行。外国為替市場で、円がドルやユーロに対して前週末よりも円安方向に振れていることも支え。ただ、心理的なフシ目の3万9000円近辺は、7月の高値形成前にもみ合った水準だけに、戻り待ちの売りが出たもよう。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同30日の大阪取引所清算値比280円高の3万8990円だった。
業種別では、全33業種のうち26業種が上昇、7業種が下落している。トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株や、古河電工<5801.T>、住友電工<5802.T>などの非鉄金属株が上昇。アドバンテス<6857.T>、東エレク<8035.T>などの電気機器株や、大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株も高い。三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株や、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株も堅調。クレセゾン<8253.T>、オリックス<8591.T>などのその他金融株や、日本製鉄<5401.T>、JFEHD<5411.T>などの鉄鋼株もしっかり。一方、中外薬<4519.T>、第一三共<4568.T>などの医薬品株や、JR東日本<9020.T>、JR東海<9022.T>などの陸運株が安い。
個別では、ラクーンHD<3031.T>、トリケミカル<4369.T>、JTEC<3446.T>、東京センチュ<8439.T>、シンクロF<3963.T>などが上昇。半面、アンビス<7071.T>、住友ファーマ<4506.T>、ホーチキ<6745.T>、ギフトHD<9279.T>、ケアネット<2150.T>などが下落している。
東京外国為替市場では午前10時時点で、ドル・円が1ドル=146円台の前半(前週末8月30日は144円93-94銭)、ユーロ・円が1ユーロ=161円台の半ば(同160円63-67銭)で取引されている。
[ 株式新聞速報ニュース ]
NQN◇東証前引け 日経平均は続伸 一時3万9000円乗せも上値重く
2日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前終値は前週末に比べ62円13銭(0.16%)高の3万8709円88銭だった。前週末の米株式市場でダウ工業株30種平均など主要指数が上昇したことや外国為替市場での円高・ドル安が追い風となり、東京市場でも買いが優勢となった。朝方は400円を超えて上昇し、取引時間中としてはおよそ1カ月ぶりに節目の3万9000円を上回った。ただ、その後は利益確定売りや戻り待ちの売りが上値を抑えた。
前週末の米株式市場では、底堅い内容の経済指標を受けてダウ工業株30種平均が連日で過去最高値を更新した。東京市場でも投資家のリスク許容度が高まり朝方は幅広い銘柄に買いが先行した。前週末の米ハイテク株高を受け、値がさの東エレクやアドテストなど半導体関連株が買われたほか、外国為替市場での円安・ドル高を受け、輸出採算改善への期待からトヨタなど輸出関連株も買われた。
ただ、日経平均は前場中ごろには上げ幅を縮小し、前引けにかけて伸び悩んだ。市場では「今晩は米国が休場ということもあり、心理的節目の3万9000円を超えるといったんは利益を確定する売りも出やすい」(三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト)との声が聞かれた。
財務省が2日発表した4~6月期の法人企業統計によると、金融業と保険業を除く全産業の設備投資額は前年同期比7.4%増えた。ただ「物色動向をみていても株式市場ではあまり材料視されていないようだ」(国内証券の企業調査部アナリスト)
東証株価指数(TOPIX)は反落した。前引けは0.07ポイント(0.00%)安の2712.56だった。JPXプライム150指数も反落し、1.38ポイント(0.11%)安の1219.88で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆6838億円、売買高は7億4661万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は472にとどまった。値下がりは1123、横ばいは51だった。
IHIや川重、高島屋、NECが上げた。一方、住友ファーマや中外薬、ZOZO、TOTOは下げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕