株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 5592.18 -33.62 -0.60%
ダウ工業株30種平均 41091.42 -159.08 -0.39%
ナスダック総合指数 17556.03 -198.79 -1.12%
Nikkei 225 FuturesNK1:IND 38,160.00JPY
ー 210.00 ー 0.55%
寄付きから9時12分現在
NY株式は小幅安。225先物は小幅安。先物は寄り後は下げ幅が拡大しています。
現物指数は反落のスタートです。寄り後は下げ幅が拡大しています。銘柄は全般に安い。
RSI銘柄はJVCKWが高い。
日経平均は100円程度安、3万8000円割れも下げ渋る=29日前場
株式新聞
29日午前10時6分すぎの日経平均株価は、前日比100円程度安い3万8270円前後で推移する。現地28日の米国株式が反落。注目された米エヌビディアの決算が通常取引終了後に発表され、売上高や純利益が市場予想の平均を上回ったものの、見通しが一部の高い期待に届かなかった。同社株は時間外取引で下落した。その動きを受け、日本株も半導体関連を中心に売りが先行し、午前9時9分には同401円56銭安の3万7970円20銭を付けた。売り一巡後、直近で3万8000円を割れた後、値を戻したことから、下げ渋る動きとなっているようだ。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、28日の大阪取引所清算値比230円安の3万8140円だった。
業種別では、全33業種のうち19業種が下落、14業種が上昇している。浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株や、ニトリHD<9843.T>、ファストリテ<9983.T>などの小売株が下落。OLC<4661.T>、リクルートH<6098.T>などのサービス株や、王子HD<3861.T>、日本紙<3863.T>などのパルプ紙株も安い。JAL<9201.T>、ANA<9202.T>の空運株や、三井金<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株も軟調。ディスコ<6146.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株や、日本製鉄<5401.T>、JFEHD<5411.T>などの鉄鋼株も弱い。一方、SOMPOH<8630.T>、東京海上<8766.T>などの保険株や、中外薬<4519.T>、第一三共<4568.T>などの医薬品株が高い。
個別では、ネクセラ<4565.T>、イズミ<8273.T>、ラックランド<9612.T>、Sansan<4443.T>、M&A総研<9552.T>などが下落。半面、ミガロHD<5535.T>、レオパレス<8848.T>、ips<4390.T>、不二製油G<2607.T>、Pアルファ<4071.T>などが上昇している。
東京外国為替市場では午前10時6分時点で、ドル・円が1ドル=144円台の半ば(28日は144円55-58銭)、ユーロ・円が1ユーロ=160円台の後半(同161円28-32銭)で取引されている。
[ 株式新聞速報ニュース ]
NQN◇東証前引け 日経平均は反落 時間外のエヌビディア株安で、押し目買いは支え
29日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、午前終値は前日比151円42銭(0.39%)安の3万8220円34銭だった。米半導体大手エヌビディア株が28日の決算発表後に時間外取引で急落し、東京市場で値がさの半導体関連株に売りがかさんだ。日経平均の下げ幅は一時400円を超えたが、売り一巡後は主力株に押し目狙いの買いが入って下げ幅を縮めた。
エヌビディアが28日に発表した2024年5~7月期の決算は、売上高と純利益がともにQUICK・ファクトセットがまとめた市場予想を上回った。8~10月期の売上高見通しも市場予想の中央値を上回った。「もちろん悪い数字ではないが、大きなサプライズはなかった」(国内証券)との受け止めから、エヌビディア株は日本時間29日早朝の時間外取引で大幅安となり、東エレクやアドテストに売りが波及した。
28日の米株式市場でダウ工業株30種平均が4営業日ぶりに反落するなど、主要な株価指数が下落したのも日本株の重荷だった。
売り一巡後は下げ渋った。日経平均が3万8000円を下回る水準では値ごろ感を意識した買いが入りやすかった。政策保有株式の縮減を進める保険株が上昇するなど、日本企業の変革に着目した中長期の投資家の買いが入った。東証株価指数(TOPIX)は前場中ごろに一時上昇に転じた。
前引け時点ではTOPIXは反落し、7.72ポイント(0.29%)安の2684.40で終えた。JPXプライム150指数は反落し、2.28ポイント(0.19%)安の1207.27で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆6318億円、売買高は6億5650万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1124。値上がりは455、横ばいは62だった。
ソフトバンクグループ(SBG)やニデック、ニトリHDが下げた。一方、KDDIや東京海上、伊藤忠は上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕