株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 5459.10 59.88 1.11%
ダウ工業株30種平均 40589.34 654.27 1.64%
ナスダック総合指数 17357.88 176.16 1.03%
Nikkei 225 FuturesNK1:IND 38,200.00JPY
+ 510.00 + 1.35%
寄付きから9時12分現在
NY株式は大幅高。225先物は大幅高。
現物指数は大幅反発のスタートです。銘柄は全面高です。
RSI銘柄はケイファーマ、AOKI、レゾナック、コスモ、三和、ブラザー、村田、三菱重工、川重、丸紅、伊藤忠が高い。
日経平均は買い先行後も堅調に推移、一時1000円超上昇も=29日前場
株式新聞
29日午前10時3分すぎの日経平均株価は、前週末比1000円程度高い3万8667円前後で推移する。現地26日の米国市場で、NYダウが続伸しナスダック総合指数は4日ぶりに反発するなど、堅調だった流れを受け、朝方から買いが先行。日経平均は午前9時47分に、同1040円08銭高の3万8707円49銭を付けている。前週末26日にかけて8連敗となっていたこともあり、短期的なリバウンドを狙った買いも入っているもよう。その後も、高値圏での値動きが続いている。現地26日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末26日の大阪取引所清算値比545円高の3万8235円だった。
業種別では、全33業種が上昇している。第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株や、三井金<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株が上昇。信越化<4063.T>、日東電<6988.T>などの化学株や、出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株も高い。三井不<8801.T>、菱地所<8802.T>などの不動産株や、SUMCO<3436.T>、LIXIL<5938.T>などの金属製品株も堅調。東電力HD<9501.T>、東ガス<9531.T>などの電気・ガス株、大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株もしっかり。
個別では、東製鉄<5423.T>、第四北越FG<7327.T>、SGHD<9143.T>、高純度化<4973.T>、七十七銀<8341.T>などが上昇。半面、エーザイ<4523.T>、日立建機<6305.T>、プレミアG<7199.T>、PI<4290.T>、スクリン<7735.T>などが安い。
東京外国為替市場では午前10時2分時点で、ドル・円が1ドル=153円台の半ば(前週末26日は153円91-93銭)、ユーロ・円が1ユーロ=166円台の後半(同166円97銭-167円01銭)で取引されている。
[ 株式新聞速報ニュース ]
NQN◇東証前引け 日経平均、反発 上げ幅一時1000円超 米株高が追い風
29日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前週末比748円34銭(1.99%)高の3万8415円75銭だった。上げ幅は一時1000円を超えた。米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測の強まりを背景に、前週末26日の米株式市場で主要3指数がそろって上昇した流れを引き継いだ。リスク許容度の増した海外短期筋などが株価指数先物に断続的に買いを入れ、先物主導で騰勢を強めた。日経平均は前週末まで8日続落していたとあって、自律反発狙いの買いも入りやすかった。
26日発表の6月の米個人消費支出(PCE)物価指数が前月比0.1%の上昇となり、市場予想と一致した。前年同月比では2.5%上昇と5月(2.6%)から伸びが鈍化した。同指数はFRBが金融政策運営で重視するインフレ指標。米国のインフレ鈍化の傾向が続き、FRBが9月にも利下げに動くとの見方から米長期金利が低下し、26日の米株式相場は大幅高となった。とくにハイテク株の上昇が目立ち、主な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は1.95%高で終えた。きょうの東京市場でもこのところ下落基調にあった東エレクなど値がさの半導体関連の一角に買いが入り、日経平均を押し上げた。
日経平均は前週末まで8日続落し、この間に3600円あまり下落した。11日に付けた史上最高値(4万2224円)からの下落率は26日時点で1割強に達していたとあって、自律反発狙いの買いも入りやすかった。国内では企業の2024年4~6月期の決算発表が相次いでいる。信越化が25年3月期について2期ぶりの最終増益見通しを示すなど、一部のハイテク関連企業の決算内容が良好との受け止めが広がったことも買い安心感につながった。
東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引けは50.74ポイント(1.88%)高の2750.28だった。JPXプライム150指数も反発した。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆9849億円、売買高は8億3248万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1537と、全体の9割強を占め、全面高の様相だった。値下がりは88、横ばいは20だった。
アドテストや信越化が高い。ソフトバンクグループ(SBG)やファストリ、TDKなど値がさ株も上昇した。一方、エーザイが大幅安。日立建機やスクリンが下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕