| 38102.44 | -712.12 | -1.83% | 反落 | ||
| RSI | 日足 | 40.6% | |||
| 動いた | フォロー銘柄 | (+1% | 以上) | なし |
NQN◇東証大引け 日経平均反落、712円安 欧州政治情勢など懸念
17日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落し、終値は前週末比712円12銭(1.83%)安の3万8102円44銭だった。下げ幅は4月25日(831円60銭)以来の大きさだ。欧州政治情勢や米景気減速への懸念を背景に東京市場では運用リスクを回避する売りが優勢となった。海外勢による株価指数先物への売りが相場下落に拍車をかけ、下げ幅は一時800円を超えた。
前週末14日の米株式市場でダウ工業株30種平均は下落した。米景気減速や極右政党が台頭するフランスの政治情勢を懸念した売りが優勢となった。欧州の株急落も重荷となり、東京市場では自動車や機械、商社などに売りが出た。欧州投資家によるリスク回避に伴う持ち高調整の売りも観測された。
日銀の植田和男総裁が14日の金融政策決定会合後の記者会見で、長期国債の買い入れ減額について「相応の規模になる」と述べた。日銀による政策修正観測や外国為替市場で前週末に比べて円高・ドル安が進んだことも相場全体の重荷となった。
日経平均は下げ渋る場面もあった。節目の3万8000円に近い水準では日本株の先高観に期待した押し目買いが入った。
株価指数(TOPIX)は反落した。終値は46.60ポイント(1.70%)安の2700.01だった。4月26日以来の安値となる。JPXプライム150指数は反落し、19.65ポイント(1.62%)安の1192.05で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆6272億円、売買高は15億7082万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1264と全体の8割ほどを占めた。値上がりは336、横ばいは46だった。
日経平均への寄与度が高いファストリや東エレクが下げた。トヨタや三井住友FGも安い。一方、ソフトバンクグループ(SBG)が上昇して終えた。エーザイやアサヒなどディフェンシブ関連の一角が買われた。太陽誘電も高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
17日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落し、終値は前週末比712円12銭(1.83%)安の3万8102円44銭だった。下げ幅は4月25日(831円60銭)以来の大きさだ。欧州政治情勢や米景気減速への懸念を背景に東京市場では運用リスクを回避する売りが優勢となった。海外勢による株価指数先物への売りが相場下落に拍車をかけ、下げ幅は一時800円を超えた。
前週末14日の米株式市場でダウ工業株30種平均は下落した。米景気減速や極右政党が台頭するフランスの政治情勢を懸念した売りが優勢となった。欧州の株急落も重荷となり、東京市場では自動車や機械、商社などに売りが出た。欧州投資家によるリスク回避に伴う持ち高調整の売りも観測された。
日銀の植田和男総裁が14日の金融政策決定会合後の記者会見で、長期国債の買い入れ減額について「相応の規模になる」と述べた。日銀による政策修正観測や外国為替市場で前週末に比べて円高・ドル安が進んだことも相場全体の重荷となった。
日経平均は下げ渋る場面もあった。節目の3万8000円に近い水準では日本株の先高観に期待した押し目買いが入った。
株価指数(TOPIX)は反落した。終値は46.60ポイント(1.70%)安の2700.01だった。4月26日以来の安値となる。JPXプライム150指数は反落し、19.65ポイント(1.62%)安の1192.05で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆6272億円、売買高は15億7082万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1264と全体の8割ほどを占めた。値上がりは336、横ばいは46だった。
日経平均への寄与度が高いファストリや東エレクが下げた。トヨタや三井住友FGも安い。一方、ソフトバンクグループ(SBG)が上昇して終えた。エーザイやアサヒなどディフェンシブ関連の一角が買われた。太陽誘電も高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕