株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 5254.35 5.86 0.11%
ダウ工業株30種平均 39807.37 47.29 0.12%
ナスダック総合指数 16379.46 -20.06 -0.12%
Nikkei 225 FuturesNK1:IND 40,370.00JPY
+140.00 + 0.35%
寄付きから9時11分現在
NY株式はまちまち。225先物は小幅高。
現物指数は小幅高のスタートです。銘柄別には小幅高の銘柄が多い。
RSI銘柄はJEH、UT、三和、トーヨーカネツ、古野電気、住友商事、三菱UFJ、AMG、Laboro、が高い。
日経平均は177円程度高、買い一巡後は上値の重い展開に=29日前場
株式新聞
29日午前10時3分すぎの日経平均株価は、前日比177円程度高い4万345円前後で推移する。午前9時15分には同252円81銭高の4万420円88銭を付けている。きのう28日に大幅反落した反動や、押し目を拾う動きから、買いが先行した。ただ、戻り待ちの売りに加え、週末、月末、年度末が重なることから積極的な売買は限られているもようで、上値は重い。現地28日の米国株式市場は、29日に経済指標の発表や「聖金曜日」の休場を控え、方向感に欠け、NYダウが反発し終値ベースで史上最高値を更新した一方、ナスダック総合指数は反落するなど、まちまち。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、28日の大阪取引所清算値比130円高の4万360円だった。
業種別では、33業種のうち30業種が上昇、3業種が下落している。三井不<8801.T>、菱地所<8802.T>などの不動産株や、東電力HD<9501.T>、東ガス<9531.T>などの電気ガス株が上昇。大林組<1802.T>、清水建<1803.T>などの建設株や、帝人<3401.T>、東レ<3402.T>などの繊維株も高い。JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、INPEX<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株も堅調。三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株や、7&iHD<3382.T>、ファーストリテ<9983.T>などの小売株もしっかり。一方、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株が安い。
個別では、アイネット<9600.T>、セガサミーH<6460.T>、フジHD<4676.T>、デジタルHD<2389.T>、M&A総研<9552.T>などが上昇。半面、JDI<6740.T>、さくら<3778.T>、ビジョナル<4194.T>、黒崎播磨<5352.T>、ソースネクス<4344.T>などが下落している。
東京外国為替市場は午前10時3分時点で、1ドル=151円台の前半(28日は151円43-45銭)、1ユーロ=163円台の前半(同163円55-59銭)で取引されている。
[ 株式新聞速報ニュース ]
NQN◇東証前引け 日経平均は反発 景気敏感株が高い、先物主導で一段高
29日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発した。午前終値は前日比298円75銭(0.74%)高の4万0466円82銭で、きょうこれまでの高値で前場の取引を終えた。前日の米市場でダウ工業株30種平均が史上最高値を更新した。東京市場でも投資家が運用リスクを取りやすくなり、幅広い銘柄に買いが入った。
米景気の底堅さが改めて意識され、28日の米市場ではダウ平均やS&P500種株価指数が最高値を更新した。東京市場では不動産や鉱業、建設といった景気敏感株に買いが目立った。日経平均は前日に600円近い下落となっていたため、自律反発や押し目を狙った買いも入りやすかった。前引けにかけては、海外短期筋とみられる株価指数先物への買いが加速した。
日経平均は伸び悩む場面があった。鈴木俊一財務相が午前の閣議後記者会見で足元の為替相場について「行き過ぎた動きにはあらゆる手段を排除せず適切に対応したい」などと話した。一方的な円安・ドル高を抑制する姿勢が示されたことで為替動向への警戒感が強まり、株式市場での利益確定売りを促したとの指摘があった。
東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引けは22.33ポイント(0.81%)高の2773.14だった。JPXプライム150指数は反発し、7.34ポイント(0.61%)高の1204.29で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆8458億円、売買高は7億2863万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1363。値下がりは247、横ばいは41だった。
株主還元策の強化が好感された小糸製は制限値幅の上限(ストップ高水準)での買い気配のまま午前の取引を終えた。三井不や住友不の上昇が目立った。三菱UFJも買われた。一方、郵船が売られた。ニデック、安川電が軟調だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕