株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 4288.05 -11.65 -0.27%
ダウ工業株30種平均 33507.50 -158.84 -0.47%
ナスダック総合指数 13219.32 18.04 0.14%
Nikkei 225 FuturesNK1:IND 31,820.00JPY
- 40.00- 0.13%
寄付きから9時10分現在
先週末のNY株式はダウ安、ナスダック高。225先物は小幅安。
週初の225先物は海外終値よりも高く始まり、現物も反発してスタートしました。
構成銘柄は小幅高銘柄が多い。
RSI銘柄、NISA銘柄は、三菱UFJ、長野計器、デンヨー、ホシデン、リコー、AnyMind、monoAI が高い。
日経平均は498円高、米政府機関の閉鎖回避で買い優勢、日銀短観改善も支援
株式新聞
10月2日午前10時時点の日経平均株価は前週末比498円69銭高の3万2356円31銭。朝方は、買い優勢で始まった。米連邦議会の上下両院は9月30日、つなぎ予算案を超党派で可決し、バイデン米大統領が署名して成立した。米政府機関の一部閉鎖がひとまず回避され、時間外取引で米株価指数先物が上昇し、投資家心理が改善した。取引開始前に発表された9月の全国企業短期経済観測調査(短観)で大企業・製造業の景況感を示す業況判断指数が予想以上に改善したことも支援した。これを受け、日経平均は一時3万2401円58銭(前週末比543円96銭高)まで上伸した。その後は、高値圏でもみ合い商状となっている。
業種別では、三菱UFJ<8306.T>、りそなHD<8308.T>、三井住友<8316.T>、みずほ<8411.T>などの銀行株が堅調。トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>、日産自<7201.T>、三菱自<7211.T>などの輸送用機器株も高い。浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株や、東海カーボン<5301.T>、太平洋セメ<5233.T>、板硝子<5202.T>などのガラス土石株も値を上げている。ダイキン<6367.T>、日立建機<6305.T>、SMC<6273.T>などの機械株も買われている。
半面、ENEOS<5020.T>、富士石油<5017.T>などの石油石炭製品株がさえない。東電力HD<9501.T>、東北電力<9506.T>、九州電力<9508.T>などの電気・ガス株も安い。
個別では、TOB(株式公開買い付け)対象のケーヨー<8168.T>(監理)がストップ高カイ気配となり、アダストリア<2685.T>、リズム<7769.T>などの上げが目立つ。半面、ピックルスH<2935.T>、Eガディアン<6050.T>、スタティアH<3393.T>などが値下がり率上位。
[ 株式新聞速報ニュース ]
NQN◇東証前引け 大幅反発 海外勢が買い戻し 短観改善も追い風
2日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発し、前週末比448円04銭(1.41%)高の3万2305円66銭で前場を終えた。米政府機関の閉鎖が回避されたことを受けた米国債の格下げ懸念後退と、日銀が朝方発表した9月の全国企業短期経済観測調査(短観)の改善を追い風に買いが優勢だった。
日経平均は上げ幅を500円強に広げる場面があった。米政府機関の閉鎖回避に加え、日銀短観の改善が海外短期筋の買い戻しを誘った。米株価指数先物が日本時間2日の取引で上昇したこともあり、日経平均は先物主導で上げ幅を広げた。朝方の買い一巡後は戻り待ちの売りが出て、日経平均の上値はやや重くなった。
日銀短観を支えにファナックをはじめ設備投資関連に買いが入った。国内債券市場での長期金利上昇で業種別では銀行が大きく上げた。金利上昇の一方、円相場は1ドル=149円台後半まで下落したことでトヨタやホンダなど自動車株も買われた。
東証株価指数(TOPIX)は反発した。JPXプライム150指数も反発した。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆7225億円、売買高は7億150万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1367と、全体の約7割を占めた。値下がりは415、変わらずは48銘柄だった。
ファストリ、アドテスト、ダイキン、TDKが上昇した。一方、ニトリHD、任天堂、東京海上、楽天グループが下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕