株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 4273.53 -63.91 -1.47%
ダウ工業株30種平均 33618.88 -388.00 -1.14%
ナスダック総合指数 13063.61 -207.71 -1.57%
Nikkei 225 FuturesNK1:IND 31,900.00JPY
-180.00 - 0.56%
寄付きから9時15分現在
NY株安、225先物安。平均株価は大幅続落のスタートです。ほぼ全面安。
RSI銘柄、NISA銘柄は、カバー、monoAI、AnyMind 、サンサンが高い。
日経平均は326円安、米株下落で広範囲に売り先行、3万2000円割れ
株式新聞
27日午前10時時点の日経平均株価は前日比326円23銭安の3万1988円82銭。取引時間中での3万2000円割れは8月28日以来、1カ月ぶり。朝方は、広範囲に売りが先行した。26日の米国株式市場では、長期金利の上昇継続を背景に主要株価指数が大きく下落。この流れを受け、日経平均は一時3万1960円32銭(前日比354円73銭安)まで下押しした。その後の戻りは鈍く、安値圏で推移している。
東証業種別株価指数では、全33業種が値下げしている。業種別では、東電力HD<9501.T>、北陸電力<9505.T>、東ガス<9531.T>などの電気・ガス株が下落。ブリヂス<5108.T>、TOYO<5105.T>、浜ゴム<5101.T>などのゴム製品株も安い。大和証G<8601.T>、野村<8604.T>、マネックスG<8698.T>などの証券商品先物株や、任天堂<7974.T>、アシックス<7936.T>、凸版<7911.T>などのその他製品株も軟調。伊藤忠<8001.T>、丸紅<8002.T>、住友商<8053.T>などの卸売株や、ホンダ<7267.T>、トヨタ<7203.T>、日産自<7201.T>などの輸送用機器株も売られている。ダイキン<6367.T>、コマツ<6301.T>、クボタ<6326.T>などの機械株も値を下げている。
個別では、楽天銀行<5838.T>、コナカ<7494.T>、スギHD<7649.T>などが値下がり率上位。半面、西華産<8061.T>、セグエ<3968.T>、プラスアルファ<4071.T>などの上げが目立つ。
[ 株式新聞速報ニュース ]
NQN◇東証前引け 続落 一時3万2000円下回る 配当再投資への期待は支え
27日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比151円34銭(0.47%)安の3万2163円71銭で前場を終えた。米金利の先高観を背景に前日の米株式相場ではハイテク株を中心に売りが膨らんだ。午前の東京市場でも幅広い銘柄に売りが先行し、日経平均は心理的節目の3万2000円を下回る場面もあった。
前日の米株式市場で主要な株価指数がそろって下落した。米長期金利が一時4.56%と16年ぶり高水準を付け、相対的な割高感のある高PER(株価収益率)銘柄に売りが膨らみ、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数はおよそ4カ月ぶりの安値で終えた。米株安の流れを引き継ぎ、東京市場でも成長(グロース)株に売りが先行した。
売り一巡後は徐々に下げ渋った。27日は9月末配当の権利付き最終売買日に当たるのに加え、取引終了にかけては機関投資家が近く受け取る予定の配当分を先回りして投資する「再投資」の買いが見込まれる。大引けにかけ株価指数先物に機械的な買いが入ることを期待して、短期筋が先回りの買いを入れたとの見方もあった。
アドテストなど一部、値がさの半導体関連が朝安後、上昇に転じたことも相場の底堅さにつながった。市場では「27日に米半導体大手のマイクロン・テクノロジーが2023年6~8月期決算を発表するのを前に、足元で売られていた半導体関連株には持ち高調整の買いが入っている」(国内運用会社)との見方が聞かれた。
東証株価指数(TOPIX)、JPXプライム150はともに続落した。前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆6540億円、売買高は6億6035万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1116と、全体の約6割だった。値上がりは629、横ばいは91銘柄だった。
ニデックと楽天グループが売られた。日産自とホンダも安い。一方、第一三共とエーザイが買われた。菱地所と住友不は上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕