寄り付きから9時20分現在
NY株式は小安く終わり、225先物も小幅安。
これを受けて現物株も小安く始まりました。売り一巡後は指数はプラスに転じています。
ここ最近の調整で、3月決算の好業績銘柄を買う相場は一巡しています。買われた銘柄は利益確定売りに反落する銘柄が続出しています。
RSI銘柄、NISA銘柄では、6146ディスコ、7972イトーキ、3984ユーザーローカル、4063信越化学、5027ANYMIND、4755楽天、5253カバーが高い。
前場引け
NQN
◇東証前引け 反発、165円高 アドテストが150円押し上げ
25日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前引けは前日比165円39銭(0.54%)高の3万0848円07銭だった。米画像処理半導体(GPU)エヌビディアの好決算を受けた買いが値がさの半導体関連株に波及し、上げ幅は一時200円を超えた。
半導体製造装置のアドテスト株が急伸し、日経平均を1銘柄で150円押し上げた。エヌビディアの決算で売上高や見通しが市場予想を上回り、同社株が米時間外取引で急騰。東京市場でもこの流れを引き継ぎ、アドテストのほか東エレクやスクリン、SUMCOなど半導体関連が軒並み高となって相場全体を押し上げた。
24日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日続落し、終値は前日比255ドル(0.8%)安の3万2799ドルだった。米債務上限問題を巡る進展がみられず、朝方の日経平均は下げ幅を100円超に広げる場面もあった。
東証株価指数(TOPIX)は小幅に続落し、午前終値は前日比0.40ポイント(0.02%)安の2152.00だった。市場では「半導体関連株の押し上げ影響を除けば、全体では実質的に下げ相場だ」(国内証券)との声が聞かれた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆7858億円、売買高は6億2869万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は809。値下がりは919、変わらずは107だった。
エーザイや安川電、キヤノンが上昇した。一方、第一三共や川崎汽、T&Dが下げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕