メタバースとは | 長谷川 忠康 オフィシャル・ブログ

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「メタバース」の分析

 

メタバースとは、英語のmeta(超)とuniverse(宇宙・世界)という2つの単語を合成した造語。

「メタバース」の定義は定まっていないものの、インターネット経由でアクセスできる共有の仮想世界空間を表す用語で、特にVR(仮想現実)やAR(拡張現実)技術を利用したデジタル空間を指すことが多い。メタバースでは、利用者は自らのアバター(分身)を使って、現実世界のようにコミュニケーションやゲームに参加するなどの活動が行えるほか、暗号資産(仮想通貨)を使ってデジタル資産を購入するなどの経済活動もできる。

 

旧フェイスブックが社名を「メタ・プラットフォームズ」に変更し、ソーシャルメディア企業からメタバース企業への移行を目指すと表明したことをきっかけに、マイクロソフトなどのIT大手でも積極姿勢を見せるところが増えている。

 

カナダの調査会社エマージェンリサーチによると、世界の市場規模は2020年にすでに476億米ドルに上っており、2028年までに年平均成長率40%強で8289億米ドルまで拡大するという予想である。

 

国内では2021年7月に経済産業省が「仮想空間の今後の可能性と諸課題に関する調査分析事業」を発表し、仮想空間ビジネスの課題や政府の役割などをまとめている。12月には業界団体「日本メタバース協会」が設立された。

 

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