COVID-19 検査統計 東京都陽性者 ファイザーの経口薬は | 長谷川 忠康 オフィシャル・ブログ

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COVID-19 陽性者   検査統計 東京都        
月日 報告数 確定1 実施人数 陽性率 増減RSI 確定2 7日MA
10月11日 49 59 8342 0.7  31.6  54 88 
10月12日 77 63 8545 0.7  31.9  62 75 
10月13日 72 60 7335 0.8  37.3  53 62 
10月14日 62 55 6854 0.8  37.9  59 56 
10月15日 57 60 7475 0.8  36.3  65 55 
10月16日 66 44 5055 0.9  41.3  40 52 
10月17日 40 16 2210 0.7  44.4  20 50 
10月18日 29 32 7441 0.4  31.9  34 48 
10月19日 36 49 7707 0.6  30.6  51 46 
10月20日 41 22 6646 0.3  31.6  26 42 
10月21日 36 29 5954 0.5  37.0  26 37 
10月22日 26 32 6844 0.5  40.8  40 34 
10月23日 32 21 5054 0.4  41.6  22 31 
10月24日 19 10 2223 0.4  46.3  16 31 
10月25日 17 25 8099 0.3  39.9  24 29 
10月26日 29 27 7985 0.3  39.2  30 26 
10月27日 36 22 7107 0.3  38.7  22 26 
10月28日 21 35 6297 0.6  44.3  50 29 
10月29日 24 29 6930 0.4  41.2  17 26 
10月30日 23 23 4664 0.5  43.7  4 23 
10月31日 22 8 2187 0.4  47.4  8 22 
11月1日 9 19 6841 0.3  45.6  19 21 
11月2日 18 25 7979 0.3  41.3  31 22 
11月3日 25 22 2892 0.8  50.0  12 20 
11月4日 14 20 6715 0.3  45.9  18 16 
11月5日 25 27 7251 0.4  47.8  27 17 
11月6日 29 15 4300 0.3  47.4  26 20 
11月7日 21 13 1550 0.8  51.4  7 20 
11月8日 18 0 0 #DIV/0! 43.3  0 17 

 

ファイザーが今度は新型コロナに罹患した人に対して、新薬「PAXLOVID™」は89%の入院及び死亡抑制効果があったとプレスリリースしています(『PFIZER’S NOVEL COVID-19 ORAL ANTIVIRAL TREATMENT CANDIDATE REDUCED RISK OF HOSPITALIZATION OR DEATH BY 89% IN INTERIM ANALYSIS OF PHASE 2/3 EPIC-HR STUDY』Pfizer, November 05, 2021)。

では、早速、その臨床試験の中身を見てみましょう。
新型コロナの症状を呈して3日目とされる774名をランダムに新薬とプラセボに割り当てています。
その後、28日の経過を観ています。
新薬を投与した389名のうち、3名が入院となりました(0.8%)。
一方のプラセボを投与した385名のうち、27名が入院となったようです(7.0%)。
これで相対リスク(RR)は、0.8/7.0=0.11
相対リスク減少率(RRR)は、0.89(1-0.11)となります。
これで「89%の効果!」と喧伝しているのです。

本当の効果は、拙著『ワウチンの真実』及び『ウイルスは存在しない』でお伝えしたように、絶対リスク減少率で測定しなければなりません。
絶対リスク減少率を割り出すと・・・・・
絶対リスク減少率は、6.2%(7%-0.8%)です。
ファイザーの公表している数字を用いても、真の効果(28日後の入院減少率)は、6%程度ということになります。
このファイザーの公表している数字では、プラセボのグループ385名のうち、7名が死亡したとしています。
そうすると、感染死亡率(IFR)は、1.8%(7/385)にのぼります。
過去記事で何度もお伝えしているように、新型コロナの感染死亡率は高く見積もっても0.15%ですから、その 10倍以上の死亡率の母集団がプラセボのグループだったということになります。
つまり、プラセボは私たち一般大衆よりも10倍も死亡しやすいグループを臨床試験として選出していたということが分かります。
この臨床試験のデザインそのものが、どこから見ても不自然で妥当性がないことが明らかです。
ちなみに、この薬は、エイズ治療薬と同じ「プロテアーゼ阻害剤」という薬剤に分類されるものです。
イベルメクチンも同じ作用をします(イベルメクチンも危険ということ。詳細は次作で述べています(^_−)−☆)。
「プロテアーゼ阻害剤」は、心臓血管疾患や肝炎を引き起こすことは報告されていますが、長期的にはあらゆる慢性病を引き起こします(Protease inhibitor-based direct-acting antivirals are associated with increased risk of aminotransferase elevations but not hepatic dysfunction or decompensation. J Hepatol. 2021 Jul 29;S0168-8278(21)01950-4)(Protease inhibitor exposure and increased risk of cardiovascular disease in HIV-infected patients. HIV Med. 2005 Jan;6(1):37-44)。
「プロテアーゼ阻害剤」は、タンパク質分解をブロックするのですから、炎症の原因となる異常タンパク質を蓄積していきます。これが糖のエネルギー代謝をブロックします(糖が細胞内に入らなくなる)(HIV protease inhibitors: a review of molecular selectivity and toxicity. HIV AIDS (Auckl). 2015; 7: 95–104)。
新型コロナウイルス感染症とされている幻の病態に対して、しかもインフルエンザウイルス感染症と呼ばれている病態よりも軽いものに対して、何故危険な化学合成品を飲まないといけないのでしょうか?


体調が悪い時は、自宅でしっかりと睡眠をとって休養するだけで、ファイザーの新薬と比べて100%の絶対リスク減少率になるでしょう(^_−)−☆。