小林達雄 名誉教授 「縄文文化が日本人の未来を拓く」
世界で3か所で土器づくりが始まる
西アジアのメソポタミア地方 9000年前
南アメリカのアマゾン川 7000年前
東アジアの日本 1万5000年前
大陸から伝わってきたと考えられていたが、日本独自に始められたと考える方が良い。
それよりさかのぼること34000年前の千葉県の墨古沢遺跡からは旧石器時代のムラの跡が見つかりました。
石器ブロックと呼ばれる石器の分布が集中する場所が、円環状に配置された「環状ブロック群」と呼ばれるもので、4386点の石器を発見した。テントを張った集落の跡が見つかり、定住への最初の段階とみられます。
石斧、釣り針、漆なども 旧石器から縄文土器につながる日本独自の発明と考えることもできるかもしれません。