日本医師会長に原中勝征氏が当選民主党との強いきずなを期待され、日本医師会長に当選。 原中氏は、1980年代に東大医科学研究所時代に、がん細胞を殺すたんぱく質「TNF」に注目。大量生産できる技術を開発した。 当時は株式市場でも制癌剤の新薬開発に対する期待が強く、そのなかでTNF相場は記憶に残るところ。 時代は変わるが、原中氏は当選後の所信として、小泉政権時代の医療崩壊を立て直すための「医療政策の抜本見直し」を打ち出している。 医療関連業界にも、いままでの逆風から転じて、新しい展望が開けることが期待される。