1月4日のテレビ東京の番組「日高義樹のワシントンレポートーキッシンジャー博士の予測」から参考になる見方を紹介します。(収録は昨年12月16日)
2009年は非常に複雑な年になるだろう。年初には多くの困難があるが、年末までには進展があるだろう。
大きな危険があるが、同時に前進する大きな機会に恵まれ、私は驚くほどに楽観的である。
ラリーサマーズ、ティムガイトナー、ポールボルカーのチームは最強で、新しい金融システムの構築が始まるだろう。
米国経済も後半は回復に向かい、ドルも持ち直しに転じる。石油は75ドル程度で年後半に安定する。
国際情勢では大きな変化はない。ただし北朝鮮の崩壊の可能性はある。
2009年はムードも調子も次第に好転してこよう。
・・・・・ということで昨年の状況があまりに厳しかったために、新年の見方は楽観的でほっとする内容でした。