日銀利下げで米国のゼロ金利政策へのショックをやわらげる効果が期待されます。
円高はほうっておくと、80円割れも懸念される状況でしたが、日米政策金利を並べることで、何とか円高にブレーキがかかりました。
メディアの論調は日を追って、悲観的な見方を伝えていますが、こういうときはすでに市場には相当部分織り込まれていると考えたほうがよいでしょう。先々は予断を許さないとしても、短期的にはむしろ一番悪いところを通過したように思います。
国会の政策論議は迷走していますが、こういうときは解散総選挙が一番の景気対策になるのではないでしょうか。現政権の不人気の責任は、自民党を選んだ国民の責任です。国民が政治責任を認識して、国会に国民の声を伝える努力をすることが必要でしょう。