今思えば先週の悪寒の原因は多分ただの寝冷え。

体調もすっかり治った梅雨の晴れ間の先週の平日、妻の仕事の休みに合わせて高尾山へ。

この時期の平日の高尾山はかなり空いてます。

6号路でサクッと登りました。

沢沿いは涼しい。

高尾山山頂を超え奥高尾の入り口。

右に登ると細田屋の分岐のところ。

この写真に写っていないさらに左側の道、学習の歩道へ。

数十メートル入ったところにハナイカダの群生があります。

植物にあまり詳しくないワタクシでもよくわかる特徴を持っているので毎年見に来て愛でてます。

葉っぱの中央に花が咲いてそこに実がなるなんて面白いですよね。

引き返して薬王院の御本社へ。

こちらは神社。

ちなみに下にある御本堂はお寺。

薬王院は寺院の中に神社があります。

こちらでは神様にお参り。

幸運の白い象の彫り物。

その下の高尾山の日本酒樽、呑んでみたい。

我が家の結婚記念日は6月なのですがお互いすっかり忘れてました。

せっかくだから行事っぽいことをと御護摩祈祷を受けることにしました。

もう数えきれないほど高尾山に登っているのですが一度も御護摩祈祷は受けたことがありません。

 

受付所で申し込むと家族、親族分の木札「九字撫木」もいただけます。

身代わりとなって炎で焼き清められるというお札です。

お札の表面に名前、裏面に丈夫になりたい体の場所を書いておきます。

 

・・・!

もう令和の曲!さすが仕事が早い。

ちょっと聴いてみたい。

YouTubeにありました。ほのぼの平和。

 

時間が近づきましたので御護摩修行へ。

そういえば待合室は私と妻しかいなかったなあ。

薬王院は、真言宗智山派の関東三大本山のひとつです。

こちらの御本堂には初めて入ります。

お寺なので仏様に祈願いたします。

中は撮影禁止です。

やっぱり私と妻の二人だけ。

10人ほどのお坊さんがほら貝の音とともに入場してくる姿は壮観です。

始め静かなお経がどんどん力強くなっていく。

木札を燃やす炎も大きくなり建物の天井が心配なくらい。

途中から大太鼓のリズムとほら貝、お経が激しくなっていく。

これはロックンロールだ、かっこいい!

悪い憑き物がいたならば逃げ出すでしょう。

ビリビリしちゃいますねえ。

なんか2人のための貸し切り状態。

約30分の読経、ありがたやありがたや。

祈祷終了後にご本尊の飯縄大権現を見ることができました。

 

客殿での精進料理、この日は予約なしで食べれるとのことでした。

でもちょっと寄る時間がありません。

とりあえず本日はここまでで帰りましょう。

いつもの石仏広場経由で高尾病院脇に下りました。

 

いただいたお札です。

ワタクシは事業繁栄。

妻は心願成就。

御供物は薬王院茶。

一緒に入っていた天狗の落とし文。

はい、わかりました。

こちらいつも心がけておりますがなお一層心に命じます。

 

栄えている寺院は本物のパワースポットだと考えます。

パワーがあるから人が集まるのか、

人が集まるからパワースポットなのか。

間違いないことは行くとスッキリした気持ちになること。

そしてまた行きたくなること。


次に平日登るときは精進料理のレポをしてみたいです。