世界史の勉強法なんてものは、単純です。覚えましょう。そうすれば偏差値70は超えます。軽く。以上です。

 

 

 

 

 

 では、つまらないのでだらだら書きますね。

 

 最も効率がいいのは、テキストをすべて覚えるぐらいやりこむことです。私は予備校のテキスト20周ぐらいやりました。このテキストは教科書のように流れを書いてあるほうがいいです。予備校のテキストは、まるまる覚える価値があります。できない問題なんてなくなります。世界史なんてものは見たことがあるかないか、ただそれだけです。論述もそうです。論述だって最初書くこと、もしくは書けることは決まってます。覚えるしかないです。

 

 学校の先生が信頼できる人で、テキストもしっかりしているのであれば、その教材の復習をしっかりしましょう。そうでないならば、市販の教材を一冊買い、(できれば予備校のやつ)20周ぐらいやりこみましょう。そうすれば自然と頭に入ってます。

 

 私は自分で音読したのをレコーダーに入れ、二倍再生とかで電車の中とかで聞いてました。ほんとにノイローゼになるぐらい。結構お勧めです。寝る前に聞いて寝ると頭に残ります。

 

 ●論述について

 

論述で問われる観点は大体決まってます。私は河合塾の論述用テキストを用いて、そこに載っている小論述240題ぐらいと、講師がプリントでくれる追加小論述240題ぐらい、大論述(400~600)を300題ぐらい頭に叩き込みました。すべていろんな大学の過去問です。ここまですれば何を書けばいいか、が分かってきます。聞き方が違っても、答えるところは一緒であることが多いです。よく考えれば、当たり前なんですが、教科書から逸脱した範囲は、論述ではほぼ出ません。一橋の大論述は、400字なのですが、私は小論述を組み合わせて解答を作り上げるようにしていました。何度も言いますが大事なのは暗記です。暗記した知識をどういう風に使って点を稼ぐか、という点のみに頭を使います。知識を絞り出せなければ、手も足もできません。ですから、できるだけ数多くの小論述、問題に当たり、自分にストックしていきましょう。

 

 

 ●一橋世界史について

 私は一橋の過去問を1977~2016年まで5,6周はしました。はっきり言ってキチガイです。でもそのおかげで2017年度入試は、大問1,2は1980年代、1990年代の過去問の焼き直しだったので普通に解答でき、簡単な部類でした。しかし第三問の泉州の国際関係は、あほです。こんなものとけるはずがない。一橋の世界史を知っている人だったらわかると思うんですが、基本中国史は明清以降なんですが、傾向破壊をしてきてびっくりです。今年の入試は傾向破壊のオンパレードでした。まるで傾向なんかくそくらえって言ってるかのようです。ですからあまり傾向重視しすぎると痛い目見る可能性があります。いかに具体的に書いていきます。あくまで理想論であり、そんなうまくはいかないと思います。

 

①一橋の過去問を早い時期にすべて解答を覚えるぐらい理解する。夏までが理想

②傾向外の問題をできる限りつぶす。

 

ただこれだけですかね。①に関して、直近10年より、1990年代とかのほうが再び出る可能性が確実に高いです。昔から2017年に向かって解くほうがいいと思います。②に関して、予想問題をしっかりやりましょう。駿台の模試の過去問はワンちゃん似たものが出ます。昔の一橋模試過去問は、ブックオフとかで打ってる可能性あるので探してみましょう。もしくは、予備校の講師に言えばくれるかもくれません。私は2007年から16年まで探してやりました。なかなか効果はあったと思います。それも終わったら、あとは傾向外が出た際の保険をできるだけかけておくことです。直前期で、時間がないとか、数学が苦手すぎるとか、世界史の配転低いという人は別の教科にに回してもいいかもです。

 

 

 ●私大について

私大志望の人は私大の過去問をできるだけたくさんやりましょう。出るところは、かぶります。通史を一周した時点で、やり始めていいと思います。やったらしっかり復習をし、二度と間違えないようにしてください。早慶の全学部10年~20年ぐらいなら早いうちに始めればきっとすべて終わると思います(世界史に限る)。きっとすべてやり終えたら、どこら辺が出そう、とかここ早稲田の教授好きだよなぁとかが分かってきて効率よくインプットもできるはずです。

浪人生ならば4月からどんどん数をこなすことが大事ですね。

 


時に予備校の教師が凄まじい解答をしてきてあなたの書いた答えにダメ出しをしてくるでしょう。ダメ出しは真摯に受け止めて改善することが何よりも大切です。しかしながらあなたは世界史のプロでも、マニアでもないです。世界史なんてものは7科目ある中の一つの教科に過ぎず避ける時間は限られています。そのため学生がかける解答には限界があります。教科書に書いてあることを正確に解釈、暗記してそれをいかに出題者の意図に即して答えるか、というのが世界史のテストです。

 その意図に応えるためにはやはり何度も言いますが覚えていることが大前提です。その上でしっかり考えるという作業をしましょう。



私は単語カードに論述の答え(要点まとめであることが多い)を書いてお風呂で何度もフレーズを覚えたりしてました。とにかくどんなやり方でもいいので覚えましょう。オススメは100均に売ってる無地のカードに要点を書いて何度も暗記して繰り返すことです。



応援しています。頑張ってください。