今日は勇気を出して、
大好きな男性に電話してみました。
バレンタインデーに電話した唯一の相手でもあり、
いま身に着けているネックレスも、
その男性からいただいたものです。


留守電だったので、
伝言を入れておきました。
すると昼頃に電話がかかってきました。

最初、私の声がわからなかったって・・・失恋


「お休みのところどうもすみません。」と私。
「いや、いま外に出ててね、一宮でお弁当食べてるんだ。」


???


一宮、なにか名所でもあったっけ?
もうさくらが咲いたのかしら。


「バレンタインデーに電話をくれたみたいだね。
俺、あのとき三週間入院してたんだよぉバッド(下向き矢印)。」


!!!


「えっ!どうして?」
「太りすぎ。」
「本当ですか?」
「そうそう、太りすぎてさ。アハハ…」


・・・


もう、本当、長生きしてほしいのに。((o(-゛-;)
毎年入院したりして、
理由を聞いたら「太りすぎ」って。
「本当ですか」と聞いたら「本当本当」って。


早春の雪融けの頃、寒い中若菜を摘んでくるべきでした。
そして、かじかむ手を見せ、
「長生きしてほしくて…」とでも
涙ぐみながら言ってみるべきでした。(-゛-;)


月末に行われる学位公開審査会に出席してもらえないかと
切り出してみたら、


「なんだ。そろそろ結婚の報告かと思ったのに。」


論文に集中して一日も早く書き上げてほしいって
うるさかったのは誰だったっけ。
博士論文に専念していて、
それが終わったからって、
結婚相手がぬ~と出てくるような
順風満帆の人生ではありません。(-゛-;)


(なに?いまの「ぬ~」という擬態語の使い方になにか問題でも?)
(それと、別に博士論文には専念していませんでした。~笑)


「そうですね、そのこともご相談いただきたくて…」
と、突っ込みたい気持ちを抑えてそう言ってみましたが、
「はいはい」と全然相手にしてもらえず・・・(:_:)


「俺月末台湾に行くのよ。」
「え?私は名古屋に来ているのに?」(涙)


好きな人とはすれ違う運命なのよ、私。(笑)


まあ、昔奨学会先で、お世話になったおじさんです。
一言でいうと、なにもかも「ちょうど良い」方です。
冷たすぎず、熱すぎず、優しすぎず、厳しすぎず、ちょうど良い。
私にはたぶん無理だろうと思いながら、
このおじさんみたいに、
物事の「寸法」や、

人々の間の距離を正確に測れるような人になりたいな、
といつもおじさんを見ていて思いました。


奨学会で、ほかの方が私に握手を求めてくると、
おじさんは笑いながらも
「すみません、握手は無しで。」と
上手に断ってくださいました。


本当は握手とか全然平気でしたが、
その「保護者の顔」がとても微笑ましかったです。
このおじさん、ほかのおじさんたちにはいつも
肩やお尻(笑)を叩かれたりするような人気者。


しかしせっかくほかのおじさんが
「うちの息子と会ってみませんか」と言ってきてくれたとき、
私に指差して「この子はやめたほうがいいよ。」と勝手に断る、
憎たらしい一面も持っています。
もっとも、「子」とはなんなんだぁ?!(笑)


いまプリペイド携帯を使っていて、
料金は国際電話よりも高いと愚痴をこぼしたら、
「じゃ電話したいときはワンギリして、
俺ソフトバンク掛け放題だから。」と言われました。( ´艸`)


歳をとってからの「子ども扱い」は、
場合によって密かに嬉しいものですね。^^;
名古屋で知り合った、大切な人の一人です。