塔ノ岳《表尾根》(3月)③烏尾山~新大日 | 山と暮らしの備忘録

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変な人が書いている軽登山を中心にしたかなり気楽なブログです。
山以外のことも時々織り交ぜて書こうと思っています。

(前記事からのつづきです)



烏尾山からについたところから続きます。


可愛らしい三角屋根の建物は烏尾山荘。
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4月~12月の週末で営業しているようです。



ここからの眺めは素晴らしそうなのですが…
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ちょっと残念な眺望。
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烏尾山荘はトイレも三角屋根。
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建物の北側。
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では、次のポイント、行者ヶ岳へ向かいます。
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烏尾山荘を振り返って。

ソロの女性の方とすれ違いました。

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ところで①と②編で書き忘れていましたが

この日はサポートタイツの腰の紐が片方奥に引っ込んでしまって

結べないトラブルが発生していました。




ボタンで留められるので良しとしていたのですが…




三ノ塔を過ぎたころから…





こんな状態に(笑)
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サルエル状態を時々腰をずいずいしながら(?)修正。






少々不安が残るコンディションでこのコース最大の難所となる

行者ヶ岳に向かいます。
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風はますます強く吹いています。
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この時期には仕方のないことなのでしょうね。
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それにしても、ガスだらけの写真ばかり沢山アップしていると

我ながらいったい何をしたいんだろうと思ってきます。
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沢山写真を載せているのは

あとで自分で眺めながら山行のことを思い返したりするため。
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あとで「こんな所通ったんだな~」と読み返したりするのです。
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晴れていればとても眺めが良いのでしょうが

残念ながら自分は雨男。

これも宿命です。
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シカ避けネットを乗り越えるための脚立。

シカもこれを利用して行き来していると聞いたことがあります。
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とにかくアップ&ダウンの繰り返し。
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登っては下りて、登っては下りて。
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だんだんと険しいところも現れました。
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鎖場。

でも鎖に触れることもなく登れました。
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ガスはますます濃くなります。
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行者ヶ岳に到着
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相変わらず景色は…
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石碑のようなものもあります。
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眺望はきかないけれど、どこか癒される景色。
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…と同時に心折れそうな自分。
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どこかで撤収しようかな…。

と、またしてもメンタル面の弱さが浮かび上がります。
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本日の(危)マーク通過2つめ。

…なのですがガスでよく分からず。
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う~ん…
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ちょっとだけやせ尾根の桟が見えました。
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最初の方の鎖場は使うまでもありません。
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ここも小さな鎖場。
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やせ尾根の桟が見えています。

まさか横風で飛ばされないだろうな…とネガティブ思考全開。
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でも、実際には風も落ち着き上から見下ろしてみていた時より

怖い感じは受けませんでした。
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ちょっとした登り返しを過ぎると…
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この区間で多分、一番の難所の通過。
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Vの字のユニークなレイアウトの鎖。
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既に次の鎖場がチラッと見えています。
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ここが今回のルートの一番の難所。
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でも短い鎖場なので慎重に行けば問題なしでした。
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鎖場を下りたところから振り返って。

海側の鎖の方が下りやすかったかな…。
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すれ違ったオジさんから「今日の天気はあいにくだね~」と。

「でも、この時期ここに来る人はみんなわきまえているからね(苦笑い)」と話していました。

自分も「そうですね(^.^)」と返事しつつ

頭の中で「…そうなんだ(゜.゜)」
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短いハシゴ。

ダラダラの大倉尾根も嫌いではないけど

アドベンチャー気分が盛り上がるこちらのルートもなかなか良いですね。
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…なんて思うのは下山してからのことで

当時は「どこで引き返すかな」ガーン
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ふわっとガスの中にあらわれた崩壊ポイント。

よく写真で見る場所だ
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ここの通過の横風も心配していたのですが

風も多少落ち着き、鉄パイプの欄干のあるので安心して歩けました。
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ガスがどんどん左から右へ流れていきます。
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雨には降られていませんが、もう少し眺望を楽しんで歩きたかったかも。
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崩壊地点から下を見下ろしました。

ガスのせいか何だか千尋の谷のように思えてきます。
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やはり高度があがるにつれ、山頂が近づくにつれ

天候は悪化していきます。
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二ノ塔あたりでは周囲の山が多少は見えていたのですが

ここまで来ると全く見えなくなりました。
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まるで天国への階段。
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風になびく一本の木。

ちょっと神秘的でもあります。
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分岐点。
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あとは比較的、歩きやすい区間。
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新大日を経て山頂を目指すのみ。
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風が落ち着いて寒さが和らぐと今度は喉が渇きます。
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広い場所。

ここも多分眺めが良いところなんだろうな…
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そして新大日への階段。
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新大日茶屋。

ここまでくれば残りはあと少し。
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(次回、ニセ雪景色…)