暑中お見舞い申し上げます。
8月12日、 520名の尊い命が奪われた日航機墜落事故から40年目となりました。
時の経つのは本当に早いものです。当時、私は高校2年生で東京の友人宅に遊びに行っていた時でした。夕方からニュース速報が流れはじめ夜、深夜、朝にかけて日航機事故の報道一色となりました。
ここ数日も日航機事故関連の番組が多くなっています。事故で無くなった父(当時50歳)の年齢を超えた娘さんのお話しや明るく人を笑わせる事が大好きだった弟の事を話す姉。娘を亡くした父母の話など40年経過してもご遺族の悲しみは当時のまま変わっていません。ただ40年という月日はご遺族の方のご年齢をも押し上げ慰霊登山が難しくなってきている方が増えているのが現状の様です。
先週の土曜日のTBS情報セブンdaysニュースキャスターで坂本九さんの奥様でいらっしゃる柏木由紀さんが長らく受けてこなかったインタビューに応じられていてご家族のその後の様子が放送されていました。その中で九さんの最後の曲となった「心の瞳」は家族を想った歌であり、事故後の九さんの想いを歌ったものではないかと思わせるような歌詞に目頭が熱くなりました。
この曲はラジオで1回しか流されなかったそうで世に広まる前に九さんが急逝してしまい歌い継がれる事は無かったのですが、ある高校の先生がたまたまラジオでその歌を聴き、凄く気に入り合唱に取り入れて、その後他の高校にも広まり歌い継がれているそうです。何かこの曲は世に広めなくてはならないという不思議な力と縁を感じました。
先日グアムで墜落した大韓航空機事故の話題がありましてこちらは28年が経過しました。改めまして飛行機の運行に際しては安全第一で取り組んでいって欲しいものです。
最後に航空機事故でお亡くなりになられた御霊の安らかならんことをお祈り申し上げております。
