ありがとう新井貴浩 | カープ・ドランク・ロックンロール

ここ最近、
新井さんの引退を労うタイミングを逸したところでした。

今日が彼の引退試合というわけで
ここに私の「新井さんへの想い」を連ねようと思います。

今日の試合結果は首をひねるところでしたが、
そこをほじくるのは野暮というもの。




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初めて新井貴浩の存在を知ったのは、
当時一軍格の「浅井」の聞き間違い。

アサイじゃなくてアライ。

左じゃなくて右。


あれから、
浩二監督が我慢の起用。

打てなくて思い詰めて
自ら坊主にしたり。


我々ファンも我慢して
彼の成長を見守った。






弊ブログでも何度と書きましたが、
私の個人的思い出として
古田敦也2000本安打達成in坊っちゃんスタジアム。

その日は対カープ戦で、
私も現地観戦。

古田の放った打球は、
当時サードを守っていた新井のライン際を抜けた。

スタジアムのみんなでニヤニヤ。
「あれは新井やけんヒットになったんよねえ」

ある意味一体感が心地よい瞬間でした。








涙のFA宣言。

あの喪失感は忘れられない。




2015年に戻って来たときは
正直私は「はぁ?」と思ったのは事実。

しかし、
それをそのあと見事に払拭させたのが
新井貴浩のポテンシャル。



そして今日の言葉。




そうだなあと思わせられました。


あのFA会見も。

タイガース時代の7年間も。

むだなことは何一つない。


今現在、
もがき苦しみながら日常を送っている人々。

多分に漏れず
自分に言い聞かされているような気がしました。








泥臭く一生懸命頑張ることは、
時にはカッコ悪く映る。


「努力は裏切らない」

年齢を重ねると、
「そうでもないこともある」現実に直面したりして
最近まで白け気味でした。

しかし、
あなたの姿を見て、
「努力することの大切さ」を学びました。





ありがとう新井貴浩