Jumpin' East Of Java/ブライアン・セッツァー・オーケストラ | カープ・ドランク・ロックンロール
ブライアン・セッツァー・オーケストラ (以下BSO)
について熱く語った前回の続きです。






僕自身、ロックテイストのザラザラサウンド
(主に60~70年代)
が大好物なのですが、
BSOにおいてはスタンダードジャズの要素が強く、
ロックの荒々しさは見受けられません。


なぜ 彼らに惹かれたのかと
自身のバックボーンをひも解いてみると
ある意外な答えが弾き出されました。



ロックに目覚めたのは 思春期。
しかし それより前に 幼少時代から すり込まれていたのが
あるひとつのアニメーション












「トムとジェリー」でした。













アメリカでは戦時中から作られていたアニメーション。
僕自身はというと 5~6歳の頃から 好きでよく観てました。 
そのクオリティは 当時の幼児が計算できるわけもなく
ただただ 感覚で作品を楽しんでいたと思います。




劇中に流れる音楽。
当時は 生楽器のみ。
それこそ オーケストラしかありませんでした。 





テーマソングはもちろんのこと、
擬音や虫の音、
さらにはジェリーの笑い声まで
管楽器で表現していました。

それくらい
ホーンセクションやストリングスといった
生楽器の表現力は素晴らしいものです。

クラシックやジャズ、さらにはカントリーやブルースまで
様々なジャンルを 劇中でさりげなく演出してました。




当時の僕に そんな感覚は持ち合わせてはいません出したが、
やはり すり込みというのは侮れません。
脳みその片隅に こびり付いてました。

それがBSOに引き寄せたのです。






実際 このころを境に
ジャズは元より
R&B、ファンクなどブラックミュージックへと傾倒するようになりました。
その筆頭が今回のBSOなのです。












今回の僕のようなケースであるように、
サウンドという面で
往年のアメリカのカートゥーンに影響を受けた方も
少なからず いらっしゃるのではないでしょうか?




時代が育んだアナログの豊かさが
思いがけず
自分の音楽の礎となっていました。










…と うまくまとめたつもりですが、
本題を流すわけにはいきません。



前回 名盤として「Vavoom !」を紹介しましたが
今回は そのライブ盤です。
ライブ盤好きの自分としては 欠かすことのできない一枚。

Jumpin' East Of Java~Live in Japan/ブライアン・セッツァー・オーケストラ(2001年)

¥2,310
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やはり これもジャケがカッコいい。

前回、「Caravan」のライブVer.を映像で紹介しましたが
おそらく この音源だと思います。



何も考えずに CDをトレイにのせて 再生ボタンを押したら
あとの操作は 無用です。
ボリュームを上げるぐらいですか。 強いて挙げれば。




インストが秀逸のBSO。
今回も紹介するのは オープニング・チューンのこちら。
「Hawaii Five-O」

やっぱ トランペットの太ったおじさんに目が行く…。






ここからは 推測ですが
以上の映像、
前回の「Caravan」、そして今回の「Hawaii Five-O」の模様はDVDにパッケージされているようです。
おそらく コレ。
LIVE IN JAPAN [DVD]/ブライアン・セッツァー・オーケストラ
¥4,801
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僕自身 購入してないのですが おそらくコレではないかと。
もちろん 後日購入するつもりですが。



しかし これまでの2点のライブ映像を観るに
最高のエンターテイメントを見せてくれますよね。欧米の方って。









自分も演者としてステージに上がることもあったんですが
国民性は違えど
ライブとは何ぞや、と言う意味で
少し 考えさせられた瞬間でもありました。







というわけで、
 おやすみなさい。




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