なんか 熱を帯びちゃって。
このアルバムの1曲目。
というわけで この作品です。
浮世の夢/エレファントカシマシ(1989年)
- ¥3,066
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ちょっと異質に思うかもしれませんね、この1曲目聴く限りは。
時は1989年、世はバンドブーム。
バブルのあおりも受けて、ほとんどがエイトビートで前向きな音楽が注目されていました。
そんなブーム全盛の時代に背を向けてこんな逆行作品です。
それならば尚さら、海千山千のライバルが脱落する中、
今も現役で走り続けている理由が納得できます。
前回も申し上げた通り、
当時純粋無垢?の中学生の私では受け入れにくいものでした。
しかし二十歳を過ぎてこの作品に出会ったとき、
すんなり染み込んだのです。
うまく表現できませんが、- 何か好きなんです。このアルバム。
彼らは当初エピックソニーというレコード会社でデビュー。
それ以降約6年間のエピック時代の作品は名盤揃いです。 - セールスは振るいませんでしたが。
その中でも今回は3枚目の「浮世の夢」を挙げたい。
ビートルズの赤盤青盤じゃないですけど- 勝手に「静盤」と呼んでいます。自分の中で。
静盤と呼ぶからに比較的おとなしめの曲が多いです。 - ところどころ宮本さんの絶叫はありますが。
あまりロックだとかバンドだとか、先入観なしに臨んだ方が。
彼女とのドライブには向きませんよ。 引かれます。
なんせ評価が難しい。これは相性とかもあるのかな。
なぜかエレファントカシマシのアルバムといえば、最初に浮かんだのがコレだったので。
ホントにうまく表現できませんが、- 何か好きなんです。このアルバム。
お勧めは、
#1.「序曲」夢のちまた
#2.うつら うつら
#5.珍奇男
#7.見果てぬ夢
#8.月と歩いた
#9.冬の夜
やはり自分が言うところの名盤の定義、
1曲目と最終曲のクオリティが素晴らしい。
「冬の夜」は特に。
さて5曲目の「珍奇男」。
タイトルよろしく珍奇な曲。アルバムのハイライトでもあります。
大好きな曲のひとつです。
10年位前、とあるロックフェスに行ったとき
エレファントカシマシも出演。
この曲を演った時はホントうれしかった。ある意味「悲しみの果て」よりも。
とゆうわけで- その「珍奇男」のライブバージョン。
ライブでは重厚な仕上がりになっております。
やはりかっこいいのさ、これも。- 私は馬鹿なのでしょうか?