突然ですが、この魚を知っていますか?
力の抜けるような顔をしていると思いませんかwww
こんな顔してるくせに、
実は高級魚として有名な魚なのです!!
紹介が遅れましたが、
画像の魚はほうぼうといいます
白身魚にしては脂がのっていて、
淡白だがコクのある旨みが特徴です。
この魚の特徴は、
活きている時は全身が茶褐色ですが、
死ぬと華やかな赤になり徐々に色あせてきます。
買うときは赤が鮮やかなものを選びましょう。
ほうぼうの料理をする際の特徴として、
どんな調理法にも合うということがあります。
煮て良し、焼いて良し、揚げて良し、刺身でも美味しいと
どんなことをしてもおいしくいただけます。
ということで、
今回はあえてほうぼうのあらを使って作る、
ほうぼうの潮汁を紹介します。
※潮汁とは出しを使わずに、
魚介を水から煮だし、酒と塩で味を整える椀のこと。
【ほうぼうの潮汁】
■材料(2人分)
ほうぼうのあら 1匹分
みつば 2本
柚子の皮 適量
塩 小さじ1/2杯
料理酒 大さじ1杯
■作り方
(1)お湯を沸かし、沸騰したらほうぼうのあらにかける。
5秒~10秒ほどお湯に浸けたのち、水で洗う。
※この作業をしも降りと言い、あらについている汚れや、臭みを取る効果がある。
(2)(1)を鍋に入れ、あらが完全に浸かるぐらい水を入れる。
(3)(2)を強火にかけ、鍋はだがぐつぐつしてきたら弱火に変え、あくを取る。
(4)弱火のまま10分程火にかけたら、一度あらを取りだし、
塩、料理酒をあらが入っていた鍋に入れ味を調える。
(5)みつばを切っておき、お椀にみつばとあらを入れる。
※和食において、椀物は汁を入れる前に、
具をお椀に入れておき、最後に汁を注ぐようにする。
(6)(4)を(5)に入れ、最後に柚子の皮を入れて完成です。
ほうぼうは身を食べるだけでなく、
あらを使った汁物もおいしいので、
丸々一匹買ってきたなら、
余すことなく食べてあげてください。
どの部分もおいしくいただけます(●^o^●)