こんにちは、うるまです。
前回記事では、父親との変わった関係性についてお話ししました。
今回は、2歳年上の姉との関係性についてお話しさせていただきます。
私と姉は性格が真逆です。本当に姉弟なのか?と思うほど性格が合いません。
お互いに「この人のことを好きになってくれる人はいるのか?結婚してくれる人なんているのか?」と心配し合っています。
代表的なところで言うと、私は「臨機応変に対応すれば何とかなる」という性格ですが、姉は「事前準備を徹底して、計画通りに物事を進めたい」性格の持ち主です。
特にそれが原因で喧嘩に発展するということはほとんど記憶にありませんが、お互いに理解し合えない部分があるというのは認識しています。まあ、お互いに相手に過度な関心を持っていないので、適度な距離感で接することができてるのかなと思っています。
姉と20数年一緒に生活をしてきましたが、私の姉は”プライドが高い”です。
もう少し噛み砕いてお伝えすると、「先入観や偏見をもって物事を見る」人でした。装飾品や身なり、行動からはあまり感じることはありませんが、言葉の節々でそのプライドの高さを感じていました。
私はこの姉の影響もあり、人を見た目や先入観で判断する人が大嫌いです。そして、先入観や偏見をもって物事を見てしまうという行為は、「経験や知識が少ない人」によく見られます。無知であることの弊害を学ぶことができました。
無知であることは言い換えると、「新しいことを学ぼうとしないこと」だと思っています。
新しいことを学び、今まで出会えなかった経験をすることで、「自分はまだまだ知らないことがたくさんある」と気づくことができます。”自分が無知”であることを自覚すると、自ずと新たなことを学ぶようになってくるのです。
そうすると、人や物事を先入観や偏見で判断するということは自然となくなってくるのです。対照的な姉のことを、私は反面教師として見ていました。
そして私の姉は、「とにかく失敗したくない人」です。
リスクを冒してでも新しいことにもチャレンジしていきたい私(HSS型HSP)にとって、失敗しないようにアドバイスをしてくれる姉は正直煩わしい存在でした。私の姉は、”失敗すると周りの人に笑われる。””自分自身の価値が下がってしまう。”と思っている人だったので、私のことを思って言ってくれているのは理解していましたが、その度に心の距離が開いていく感覚がありました。
そして、現在姉は実家を離れて、彼氏と同棲をしているのですが、どうも彼氏がモラハラ気質があるみたいです。しかし、姉は”別れる”という選択はしないと断言できます。
なぜなら、「実家を出て同棲までしたのに、彼氏と別れて”また実家に帰ってきた哀れな女”になりたくない」からです。自分のプライドが許さないのだと思います。
昔から被害妄想が酷い方で、勝手に想像を膨らませて自分で自分を苦しめている姿を何度も目にしていました。
だからこそ、姉にかける言葉はいつも気を遣ってしまいます。面倒臭いなとは思いますが、”相手のことを考えて言葉を選ぶ”というスキルは磨かれたのかなと感謝しています。
家族であったとしても、あくまで”他人”。だからこそ私は姉に期待をしていません。
ただ、1人の姉としては、周りからの評価などを気にせずに、自分の心に従って幸せになってほしいと願っています。
次回以降は、幼少期(小学校に入るまで)のお話をしています。↓↓↓
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

