おはようございます。うるまです。

今回は、私がHSS型HSP気質を育んだ過去についてお話しします。

 

※前回の記事では、自分の心に従って生きていた小学生の頃の話を書いています。ぜひご覧ください。↓↓

 

 

 

さて、HSS型HSP気質をフル活用して、自分の本心に従って生きていた小学生時代。小学6年生の時に、私はこの気質をさらに開花させる出来事に出会いました。

 

それは、「中国の上海での生活」です。

 

父親の仕事の都合で、小学校6年生〜中学1年生までの2年間を中国の上海で過ごしました。当時の中国は経済成長期真っ只中で、高層ビルが立ち並び、上海万博も開催され、日々経済成長しているのが目に見えて分かりました。経済成長という良い面だけでなく、「貧富の差」という対照的な現実を目にしたのも初めてでした。

 

また、中国の方は「自分軸」で発言をしたり、行動する文化なので、いわゆる「察する文化」はありません。だからこそ自分の気持ちをハッキリと伝える必要がありますし、他人の人生を生きている暇なんて全くありません。

 

その他にも言語の壁や文化の違いなど、”日本での当たり前が通じない”生活は、私にとっては刺激的で居心地が非常に良かったのです。

 

一例をお話しすると、大晦日の過ごし方が日本と中国では全く違います。日本では紅白歌合戦をみて、除夜の鐘を聞きながら静かに新年を迎えますが、中国では大晦日の夜に大量の爆竹を鳴らします。この爆竹は路上で販売されており、一般の人が購入して路上で爆竹を鳴らします。この爆竹には魔除けの効果があり、夜にも関わらずあちこちの路上で爆竹が鳴り響いていました。

 

また、新年を迎えるとお祝いとして、色々な所で花火が打ち上げられます。この花火が深夜まで続くので、静かに過ごす日本とは大違いだなと、子供ながらに文化の違いに驚きました。驚きながらもなぜかワクワクしていたことを鮮明に覚えています。

 

 

 

そして私がこの中国での生活を通じて育んだHSS型HSP気質は、

 

”物事に対して先入観をもたない”

 

ということです。

 

 

HSS型HSPさんは、物事に対して偏見や先入観をもたない方が多いです。日々興味の赴くままに行動するHSS型HSPさんは「何事もやってみないと分からない」という考えがあるので、最初から否定的な見方をする方はほとんどいません。

 

だからこそ、初心者であることを何度も経験しているHSS型HSPにとっては、新しいこと/もの/方法/人(自分が知らないこと/もの/方法/人) に対してフラットに接することができるのです。

 

上手くいくかは実際に試してみないと分からないし、この人がどんな人なのかは話してみないと当然分からない。

 

そして私はこの中国での生活で、自分の中での常識や偏見がどれほどの機会損失を招いているのかと感じました。常識や先入観に捉われて、次の一歩を踏み出せないことは非常にもったいないと実感できたことが、私が中国で過ごした意味だと思っています。

 

 

このような経験をさせてくれた父親には、今では非常に感謝していますが、この経験をさせた父親を恨んだ時期もありました。

 

HSS型HSP気質を開花させてしまった私は、中学2年生の春に日本に帰国し、地元の公立中学校に転校しました。これがHSS型HSP気質に悩み続けるスタート地点になったのでした。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

次回、違和感の中で過ごした学生時代についてお話ししています。