昨日は京大のObataさんの最終講義に参加した.
 
金沢で半年共存しただけだったが,以降何度も係わりを持つことがあり刺激をもらってきた.東北,新潟,静岡,松山,福岡,熊本等々広くから仲間が集まった.奥様にも久しぶりにお会いすることができた.
 
Hirajimaさんの司会で行われ,15時から結局1時間45分に渡って自分の研究史を述べられたが,全体の構造が判りやすく,HirajimaさんもObataさんの話で今までで一番判りやすい話だと云われたがそのとおりだ.
 
主な研究テーマとして3つの流れがあるが,それは主にKumamoto時代に培われたとのこと.1.Kelyphite, 2. layered intrusions, 3. pseudotachylyte. いずれのテーマも20年以上になり,それでもオリジナル仕事を継続している粘り強さ.意外だったのは,Rondaの仕事は基本的に変成分帯であること.
 
全体写真を撮った後,17時頃から20時まで隣の部屋でパーテイ.いろいろな方と話すことができた.
 
昨年は殆ど定年退職の方が居られなかったが,今年は私は4名の最終講義を聴くことができ,いずれの方も自分のテーマを粘り強く継続されたことが伺え,また友達や学生さんを大切にして過ごされているのが良く判った.自分の2年前の最終講義はかなり汗顔ものであるな.
 
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