気になっている本があって「思考の穴」
「イェール大学集中講義 思考の穴──わかっていても間違える全人類のための思考法」アン・ウーキョン (著) 花塚 恵 (翻訳)
この本から学べる事は「脳の勘違いやバイアス」について、知ることができるみたいです。
その中で「流暢性効果」というワード。
「流暢性効果」は、情報を頭の中で処理しやすいものほど好ましく感じる心理傾向のことです。処理流暢性が高いものはポジティブに受け入れやすく、正しいものであると感じる性質があります。この効果は、さまざまな意思決定に影響を与えます。
ネットで調べてみると、実に面白いなと思う記事があったので
(根拠・証拠を掲載しているで信用できる情報です)
・流暢性効果 底知れない処理流暢性のマーケティング効果
流暢性効果(処理流暢性)とは?
心理学用語の1つに「流暢性効果」というのがある。
「処理流暢性(processing fluency)」から来る効果だ。
端的にいえば、スッと頭に入ってくる情報ほど好ましく感じる心理傾向のことである。
しかし、この心理学用語の「流暢」は、認知的な情報処理のスムーズさ、効率のよさを指す。
※ 認知的な情報処理とは、五感を通して情報を頭の中に取り込み、それらを整理・分類したり、意味づけたりすることで「わかった」という感覚にたどりつくまでをいう。
その過程がスムーズに進み、何ら苦もなく感じると、対象をより好ましく、時には美しく、本当らしく思えてくるという。
・流暢性効果 種類
主たるものには「知覚的流暢性」「言語流暢性」「検索流暢性」「概念的流暢性」「身体性認知流暢性」などがある。
・「知覚的流暢性」
見た目や音のトーン、手ざわりなど、五感を通して入ってくる刺激の物理的・形態的特徴から感じられる流暢性を「知覚的流暢性」という。
・「言語流暢性」
言語流暢性は文字情報の識別や言葉の意味を素早く的確につかむことのスムーズさをいう。
・「検索流暢性」
検索流暢性の「検索」とは頭の中に記憶された情報から、目的に見合う情報を探して取り出すことをいう。
・「概念的流暢性」
対となるような概念、あるいは頻繁に同じ文脈で登場するような概念などはその関連性が見いだしやすく、概念的流暢性が発揮されやすくなる。
・「身体性認知流暢性」
身体性認知流暢性とは、身体感覚と合致する対象は認知的な処理がスムーズに進むことをいう。
「流暢性効果 底知れない処理流暢性のマーケティング効果」から抜粋しました。
「イェール大学集中講義 思考の穴」面白そうな本です。