おはようございます。
新年度が始まりましたね。
不登校だった三女も中学生になりました。
入学式は何とかクリア
表情は硬かったけど、始めから終わりまでちゃんとスケジュール通りにクラスに参加できました。
家に帰ってから
「友だちできたよ。明日一緒に行く約束した~」
と言うので、とても嬉しかったし安心しました
これから始まる中学生活にと~っても期待しました
そして翌日。
「あたま痛い…」
何とか登校準備をしようとするもできず…
「どうする?」
と聞くと、
「今日は休む」
と言うので、
「約束したお友だちはどうするの?」
と再び聞くと
「少し待って来なかったら、行って良いって言ってある」
(あ、しっかり保険かけてあるのね )
「わかった。でも、休んだら欠席1、付くからね。それでもいいんだね」
と言うと
「いい今日はって言ったじゃん。明日は行くよ」
あはは逆ギレされた~
公立高校の受験も視野に入れている三女は、中学の出席日数が大事であることを、お姉ちゃんたちを見ていて、嫌というほどわかっているのです。
が、それでも休むと言うのだから、どうしてもダメなんだろう、と思ってその日は休ませました。
「やっぱりダメなのかなぁ…」
そんな思いが頭をよぎって、お風呂で1人泣きました…
期待するとその分、がっかり感も増しますよね。
そして、三女もやはり泣いていました。
どうしても中学に行かなきゃいけないのか。
通信制の中学に行きたい。
中学に通学する以外で出席日数を稼ぐ方法はないのか。
フリースクールに通えば出席日数を稼げるのか。
そんなことを言いながら泣いていました。
それを聞きながらいたたまれなくなって
「フリースクールもあるから、明日問い合わせしてみようか」
と言ってその日はなだめて寝かせました。
そして翌日。重い気持ちで朝を迎えると…
準備を何とか終えると、
「送って行って欲しい」
と言われたので
「前に約束した時間に行ってみて、少し待って来なかったら送って行ってあげるよ」
と言って送り出しました。
どうするかなぁ、と思ったら
すぐ帰ってきました(笑)
えっもうっていうくらいすぐに(笑)。
でもまぁ、
朝ちゃんと起きられて
支度もできてて、
行く気もあるなら…
OKでしょ!!
ということで、車で送って行きました。
学校から少し離れたところで降ろして、
「いってらっしゃ~い」
と見送りました。
他の生徒たちと一緒に歩いている姿が、なんだか不思議で、輝いて見えました
その次の日からは、いたって普通に登校しています。
「○○時に起こして」
と言われたときは、その時間に声をかけ、
なかなか起きられないこともありますが、
待ち合わせした時間に間に合うように
時間配分しながら準備をして、
「いってきま~す」
と、普通に出ていきます。
本当に、びっくりです
あんなに行かれなかった学校に、
こんなにあっさり行けるようになったことが
部活に入りたい、とまで言えるようになって。
本当に本当に嬉しい限りです
私は、三女を無理矢理学校に行かせることに自分が疲れてしまって、三女の意思を、笑顔を尊重することにして、行けるときは出来る限りのサポートを、無理なときは家で自由にさせていただけで、特別なことは何もしませんでした。
おそらく、次の進路を見据えて、
中学の出席日数を稼ぐことにしたのだろうと思うので、合理的と言えば合理的ですが(笑)、
とにかく普通に通えていることが嬉しくて。
でもまだ違和感があって、空っぽのベッドを見ては
「あぁそうか、いないのか…」
と、実感するこの数日間です。
この先、またいつ行けなくなるのかわかりませんが、その時がきても、慌てず未来を見て、
三女と一緒に考えながら進んでいこうと思います