ヤル気を引き出す人事評価制度のつくり方(2) | 人材活用ノウハウBOOK〜人事コンサルタント、社会保険労務士の知恵袋

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人事評価のお話を続けます。




◆基準のない人事評価はヤル気を削ぐ

人事評価「制度」がなくても何らかの方法で会社は人を評価しています。

それならそれでいいではないかという意見もあるかもしれませんが、制度的枠組みのない状態は宜しくありません。

制度なき人事評価の問題点は、評価基準や運用ルールなど、評価をめぐるもろもろがはっきりしていないところにあります。

あえてはっきりさせたくないために、制度をつくらないという場合もあります。

しかし、社員の立場にしてみると、自分がいつ、どのような基準・方法で評価されているのか分からない状態は気持ちいいものではありません。

気持ちの良し悪しの問題だけではありません。

実際に賃金などの処遇に影響が出るわけです。

会社に対する不信・不満の温床になる可能性が大きいのです。

また、人事評価制度が存在していても、基準が全く定められていないままに、A、B、Cといった「評語」をつけるだけという例もみかけますが、これも同様です。


ブラックボックスという状態はできるだけ作らないようにしていくのがいいですね。

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