みなさんこんにちはmakiです。
前回のブログ
沢山の方に読んでいただけたようで
凄く嬉しいです。
見たことのないアクセス数にビビっていたら
アップした翌日にtopicsにあげて頂いたようでした
topicsスゲーな〜。
さて、今回は
決断に至った次の理由、治療の成績についてです。
2.治療の成績
39歳で結婚し
自然に妊活をしていましたが、
結婚前から婦人科疾患を持っている事もあって
早めに治療したほうが良いかなと思って
1年後の40歳直前で治療を開始しました。
★採卵25回
年齢の割には卵の数も取れやすく
胚盤胞にもなりやすいこともあって
着床前スクリーニングに出しただけでも35個。
(胚盤胞の数トータルだと53個!!)
なかなかの量産体制にも関わらず
正常胚なんと1個!
AAのつく胚盤胞もいくつか出来ましたが
複数のエラーがある異常胚ばかり。
これが40代の妊活の現状でした。
★移植19回
採卵25回もやって、移植が19回ってことは
移植が出来ない胚ばかりしか出来ていなかったという事。
そのうちの18回は
着床前スクリーニングをしていない胚でした。
正常胚での移植は1回しか出来ていません。
妊娠2回
心拍確認後の稽留流産が1回
化学流産が1回
今思うと、
35個の胚を検査して正常胚が1個だったのだから
検査していない胚の移植18回は
全部異常胚だった…
という事も考えられますよね。
もっと早く検査できていれば!
私が治療している頃は、
PGT-Aが今のように自由に出来ませんでした。
散々、移植で陰性を繰り返し、
4年を費やした後
ようやく検査ができるクリニックへ転院しました。
日本の治療の成績が
先進国で最多の採卵回数なのに妊娠率が最低である
という現実を
もろに経験した世代です。
あと10年遅く治療していれば
結果は違ったかもしれないし
もっと早く現実を直視して、
卵子提供に切り替えていたかもしれませんね。
(アメリカでは40歳以上になると卵子提供を勧められると聞きます)
45歳9か月。
自分の遺伝子にこだわりが無かった私は
残りの資金で
子供を授かる可能性が高い方法に賭け
6年弱に渡る自己卵を卒業して
卵子提供へ進みました。
★卵子提供での移植
卵子の老化が原因ではないかと思ったので
ドナーさんの力を借りてみましたが
卵子提供移植3回(うち正常胚2回)
一度もカスリもせず
若い他人の力を借りても、
1度もかすりさえしませんでした
この時、夫も51歳。
仕事もストレスフル。
夫も健康には気遣ってくれていましたし
サプリも嫌な顔せず飲んでくれてた。
でも男性側も
高齢になれば、精子への影響が出てくる。
採卵数は24個、卵子凍結数は19個あったのに
海を渡ったせいもあったかもしれないが
受精率も低く、
出来た胚盤胞はグレードが低いものが3個だけ。
(うち正常胚2個)
今後、たとえ台湾での治療に切り替えたとしても
成功する気がしなかった…。
治療生活9年
ふたりとも
これ以上の節制をして、
我慢をして
前を向いて頑張る気力が
既に消えつつあった。
これが現実でした。
言霊:
生きているって素晴らしい!
沢山の出会いと奇跡に感謝
妊娠を望む全ての方の願いが叶って、
可愛い可愛いわが子をその手に抱きました