第107回京都記念(ＧⅡ)
８歳になった出資馬ランフォルセが木曜の佐賀記念(交流ＧⅢ)を勝利して重賞４勝目！通算３４戦１１勝(獲得賞金は約３億２９００万)とした。
東京開催は積雪40センチで今週の土日も順延。
■京都11Ｒ(15:35)・第107回京都記念(ＧⅡ)
◎⑩トーセンラー
○③ジェンティルドンナ
▲⑦ヒットザターゲット
△⑨アンコイルド
△⑤ラキシス
☆⑫トゥザグローリー
三連複③－⑩２頭軸 ⑤・⑦・⑨・⑫ 計４点
◎⑩トーセンラー。京都外回りの専用マシンが戻ってくる。３歳時のきさらぎ賞ではオルフェーヴルとウインバリアシオンを置き去り。秋の菊花賞ではその２頭に後塵を拝した３着だったが、昨年の京都記念は５ヶ月の休み明けながら復活を呼び込む勝利。続く天皇賞でも人気以上の２着。そして前走は近年の常識を覆すマイルＣＳの参戦で遂にＧⅠの称号を得た。坂路主体で筋肉量を増やした前走から再び調教メニューをウッドコース主体に切り替えての調整。メンバー中、牝馬を含めても最も軽量なだけに馬体重に注目。最終追い切りでは鞍上のユタカを背に、Ｃウッドで６ハロン７９秒７－１２秒０をマーク。凍結で地盤が固かったこともあるが、別馬のように動くようになったとユタカも目が丸くなるほど。内にいる馬たちに有利なマイルＣＳでも外差しを豪快に決めたように、先週の同馬主トーセンスターダム＠きさらぎ賞のようにユタカが再び決める。５８キロであっても、女王その他をまとめて粉砕して本レース連覇。そして京都開催の春秋ＧⅠ制覇を目論む。
○③ジェンティルドンナ。３歳年明けのシンザン記念からドバイを除く１０戦で本命を打ち続けてきたが、臨戦過程と昨秋のパフォーマンスを見ると今回ばかりは対抗に留める。４歳の昨年は全て2000ｍ以上の牡馬混合ＧⅠのみに参戦して(1.2.1.0)と結果だけならば文句ないが、世間や私の求める内容が物足りない。近年の名牝であるブエナビスタやウオッカも４歳時は勝てるを言われたレースで人気に応えられなかったケースが多々あったのでやむを得ないが、東京から京都へのコース替わりと５６キロ、乗り替わり。加えて、次走はドバイシーマクラシックを予定しており調整程度の仕上げが明白。石坂厩舎は過去にヴァーミリアンで失敗するなど海外でのノウハウがなく、本気度が高ければ現地滞在を経ての参戦がベター。今回大崩れしてしまうことは考え難いが、内容次第では遠征中止も考えられる。乗り替わりで手綱を受けるユウイチは昨年ＪＲＡ最多勝に初めて輝いたが、今季は不調で１月終了時でわずか６勝(昨日までに２月は＋２勝。昨年同時期１５勝、一昨年１３勝)と星を大きく落としており、年明けの重賞でも１人気に３頭(京都金杯＠オースミナイン、日経新春杯＠アドマイヤフライト、京都牝馬Ｓ＠ドナウブルー)騎乗しながら全て２着に終わっている。昨秋はエピファネイアで菊花賞、ジャスタウェイで天皇賞秋を制してひと皮むけたように思えたが、それでもまだ皮の被っているユウイチ。エルムＳ＠ブライトライン(単１，６倍３着)や12年函館ＳＳ＠ロードカナロア(単１，２倍２着)、12年日経賞＠ルーラーシップ(単１，４倍３着)など確勝クラスの圧倒的人気でもチョンボがあるように不安は尽きない。ジャパンカップ連覇で無事なうちに繁殖入りをしてもらいたい気もするが、貴婦人の今季を占う意味で内容より結果が問われる一戦。
▲⑦ヒットザターゲット。昨秋は休み明けだった京都大賞典で金星。距離は１ハロン短くなってしまうが、同じ外回りコースで３番手以下が混戦ならば台頭する余地は十分。水曜の最終追い切りは４ハロン５１秒７でジェンティルドンナを大幅に上回る好時計。鞍上のＣデムーロは今週が短期免許３週目となり、土曜京都では未勝利ながら１０鞍(0.3.2.1.2.2)に騎乗していたように人気馬が集まっている。雪で渋った馬場では道中や直線の伸びるコースを選ぶ判断が重要となるが、乗り鞍の多い彼ならば最新の馬場を的確に把握できていることだろう。大物喰いのヒットマンが次のターゲットにするのは。
三連複③－⑩２頭軸 ⑤・⑦・⑨・⑫ 計４点
近３年の勝ち馬３頭が揃って出走。今年は少頭数で紛れが生じにくそうだが、混合重賞で結果をだしていない４歳馬が２頭で３着争いは混戦模様。
過去１０年は昨年と一昨年こそ６，５人気が勝ったが、その前８年は全て３人気以内が勝利。また１人気は５勝。三連複も９０倍以上の配当が３回あるが、他の７回は４０倍以下(２０倍以下も４回)と極端に堅い決着が多い。
先週のきさらぎ賞でもディープインパクト産駒のトーセンスターダムが勝利して、エキストラエンドから続く同産駒の京都重賞(マイル以上)連続勝利が５。今回はジェンティルドンナ、トーセンラー、ラキシスの３頭が該当する。
馬券は穴狙いを避けて◎○の２頭軸で相手４頭まで絞り込む。前売りで③⑤⑩と③⑨⑩が５倍前後なのでこの２点を本線に厚め。また単勝が３倍程度なので三連単で⑩を１着固定にして③とのマルチを少々。チョコレートならぬ万馬券は土曜京都の最終でＪＲＡより回収。先週から東京開催の重賞が流れてしまっているが、京都開催との相性は平場も抜群できさらぎ賞のような取りこぼしはないように確実に仕留める。
◇昨日土曜の的中馬券
・京都5Ｒ 3歳未勝利
三連複⑨⑪⑭ 54.5倍×200
・京都9Ｒ つばき賞(3歳500万下)
三連複②⑥⑦ 19.1倍×400
・京都12Ｒ 4歳以上1000万下
三連複②⑥⑨ 124.5倍×100
◇先週日曜の的中馬券
・京都12Ｒ 4歳以上1000万下
三連複④⑩⑪ 62.9倍×100
◇先週日曜の予想結果
■第54回きさらぎ賞(ＧⅢ)
１着２人○①トーセンスターダム
２着１人◎⑤バンドワゴン
３着６人×⑥エイシンエルヴィン
６着３人▲④サトノルパン
ハズレ・三連複12.0倍(1点)
■主な的中と過去２カ月の◎
1.25／京都牝馬Ｓ…三連複24.7倍的中(21点)
1.19／日経新春杯…三連複13.8倍的中(21点)
1.12／シンザン記念…三連複9.7倍的中(10点)
12.22／有馬記念…三連複14.2倍(21点)
11.30／金鯱賞…三連複108.1倍的中(15点)
9.15／ローズＳ…三連複474.1倍(21点)
1.05／京都金杯…三連複119.9倍的中(21点)
9.17／セントライト記念…三連複261.9倍的中(21点)
7.08／プロキオンＳ…三連複242.9倍的中(15点)
02.09○きさらぎ賞 2着／1人…バンドワゴン
02.02×根岸Ｓ 4着／1人…ブライトライン
01.26×ＡＪＣＣ 12着／4人…ダノンバラード
01.25◎京都牝馬Ｓ 1着／2人…ウリウリ
01.19◎日経新春杯 1着／2人…サトノノブレス
01.12◎シンザン記念 1着／1人…ミッキーアイル
01.05○京都金杯 2着／1人…オースミナイン
12.23×阪神カップ 12着／3人…マジンプロスパー
12.22○有馬記念 2着／4人…ウインバリアシオン
12.15×朝日杯ＦＳ 7着／2人…プレイアンドリアル
12.14×愛知杯 7着／5人…シャトーブランシュ
12.08○阪神ＪＦ 2着／1人…ハープスター
12.07×朝日ＣＣ 6着／3人…タマモベストプレイ
12.01△ＪＣダート 3着／1人…ホッコータルマエ
※◎１着，○２着，△３着