ヒーロー願望？

今更ですがGWに見たDVD2本の紹介。

ひとつはジョニーデップの「DEADMAN」。
映像美が売りのジムジャームッシュっぽいハードボイルドなウエスタンストーリー。
ひょんなことからお尋ね者になってしまう会計士ウィリアムと彼を助けるインディアン
（名前がイキで「ノーバディ（誰でもない）」という）の逃避行の道中を描いた作品。
ニールヤングのギターも渋いです。ちなみにビンセントギャロの「Go!Go!LA」にも
チョイ役ですがウィリアムが出てきます。これもしびれちゃいますね。

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さて、もう一つは日本の古典「男はつらいよ」。
寅さんは何で僕らのアニキ世代に絶大な支持を集めるのか知りたくて
つい見ちゃいました。
妹の縁談は破談にするは、隣の工場の青年が妹に気があるのに
わざわざ邪魔したり、まあ破天荒というかとんでもないおっさんです。
そのくせ寺の住職の娘に惚れてしまって、あとから婚約者がいることがわかると
悲しさのあまり家を飛び出して行ってしまうのです。

最近「こち亀」も見ましたが、昔のマンガのヒーローっていうのはとにかく展開が
早くて無責任に暴れまわるけどなぜか憎めないというキャラクターが多いなと
思いました。自分もこういう人にかなり憧れを感じるので先輩方の気持ちも
わかるなあと改めて思いました。

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